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明智家の勘定役 ~戦国に転生した金融マン、商いで光秀を支える~

作者:まあくん
最新エピソード掲載日:2026/11/04
明智光秀は、なぜ信長を討つのか。
その理由を知らないまま、私はこの人を主君と慕うようになる。

現代日本で融資や資産運用に携わっていた三十五歳の会社員が、戦国時代の近江に生まれ変わった。
今の名は宗助。琵琶湖のほとり、坂本の米問屋の息子である。

十五歳で前世の記憶が蘇っても、この家で育った記憶は消えない。けれど、帳面を見て引き受けた米の注文ひとつ、思いどおりには届けられなかった。

米があっても舟が出ず、一つの約束が別の誰かの仕事を止める。
父や手代、浜で働く人々に教わりながら、宗助は商いを覚え直していく。

誰と注文をまとめれば、舟を出せるか。
どこまで掛けで売れば、相手も店も商いを続けられるか。

前世で培った金と組織を見る目が、この土地の知恵と結びつき、宗助は自分から仕事を広げ始める。

その先で出会ったのが、まだ確かな地位を持たない明智十兵衛光秀だった。
紙や米の手配から、将軍の上洛をめぐる駆け引きへ。光秀との縁が、宗助の仕事を天下の動きにつないでいく。

仕事を重ねるほど、後世の「謀反人」という名で、この男を片づけられなくなる。

本能寺の変は、一五八二年。
その年は覚えている。正確な日付も、本当の理由も知らない。

ならば、この人がそこへ至る道を変えられないか。

近江の米問屋から、明智家の勘定役へ。
商いと政、人の信頼を積み重ねて歴史に踏み込む、戦国転生小説。
第一章 琵琶湖のほとりの米問屋
第一話 米の匂い
2026/11/03 01:33 (改)
第二話 坂を上がる
2026/11/03 01:35 (改)
第三話 風待ち
2026/11/03 01:36 (改)
第四話 帰りの荷
2026/11/03 08:36 (改)
第五話 湖の道
2026/11/03 08:36 (改)
第六話 はじめての取り分
2026/11/03 08:37 (改)
第七話 若旦那の頼み
2026/11/03 09:39 (改)
第八話 空いた席
2026/11/03 09:43 (改)
第九話 京からの知らせ
2026/11/03 09:46 (改)
第十話 高島の浜
2026/11/03 09:48 (改)
第十一話 戻る道
2026/11/03 12:19 (改)
第十二話 また頼もう
2026/11/03 12:21 (改)
幕間 庄吉の頼み
2026/11/03 18:00 (改)
第二章 湖を渡る文
第十三話 最初の文
2026/11/03 13:13 (改)
第十四話 客の席
2026/11/03 14:06 (改)
第十五話 京の預かり物
2026/11/03 14:08 (改)
第十六話 受け取りのあと
2026/11/03 14:10 (改)
第十八話 湖の東
2026/11/03 20:19 (改)
第十九話 次の米
2026/11/03 20:20 (改)
第二十話 五俵の掛け
2026/11/04 07:21 (改)
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