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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

中二病の頃に作った設定厨ノートが連綿と息づく異世界だけど、見知らぬヒロインが多すぎる

作者:永庵呂季
最新エピソード掲載日:2026/10/20
限界突破の羞恥系異世界転生!
30歳で作家になる夢を諦めた昭島透。31歳の誕生日を目前に、彼が転生したのは、中学生のころに自分で作った、厨二設定全開の異世界だった。

しかも身体は物語の主人公ではない。主人公最大のライバル、暗黒の魔導騎士ザインハルト・フォン・ノワール。作者のひいきで、剣も魔法も最強クラスに仕上げた男である。

これなら異世界でも生きていける。
ただし、強い技ほど名前が恥ずかしい。

「――蒼天の聖焔(ルシフェリア・フレア)!」

言いたくない。大人になった今なら絶対につけない名前だ。けれど、命がかかった場面で出し惜しみもできない。こうして、生き残るために羞恥心と戦い、自分で考えた技名を絶叫する日々が始まった。

ところが、この世界の問題は、恥ずかしい名前だけではなかった。

出会うのは、設定ノートに書いた覚えのないヒロインたち。歴史も、事件も、記憶している筋書きと少しずつ違う。知っているはずの世界で、知らないことばかりが増えていく。

忘れているだけなのか。それとも、世界のほうが変わっているのか?

自分が作った人物のはずなのに、その言葉に驚き、行動に振り回され、ときには助けられる。設定を思い出すだけでは、目の前の相手の気持ちも、明日起こることもわからない。

――本当にここは、俺が作った世界なのか?

頼りの設定知識が当てにならないなら、自分で確かめるしかない。見知らぬ仲間たちと旅をしながら、透はノートにはなかったこの世界の姿に触れていく。

自作の黒歴史で最強になった男の、主に精神的に過酷な異世界生活。
笑える掛け合い、剣と魔法の激闘、そして「自分の世界」の謎を追う、笑って泣ける冒険活劇!
※カクヨムにて先行連載しています。
断絶の神殿ギル・ザハド編
城塞都市ローグナット編
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