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全員のハッピーエンドは、私が用意します〜決められた未来を、十一年かけて組み替える物語〜

作者:七宵 凪
最終エピソード掲載日:2026/07/22
ティータ・ラインフェルト侯爵令嬢は、五歳の春に「決められた未来」を見た。親友となる公爵令嬢シャルロッテが、学園卒業前に処刑される未来を。

 それから十一年。ティータは誇り高い令嬢の仮面の奥で泣く少女シャルを「シャル」と呼び、彼女の素顔を知る唯一の人間として隣に立ち続けてきた。誰一人その中身を知らないまま処刑される未来を、絶対に来させない。十一年かけて積み上げてきた地図を手に、ティータは王立学園の門をくぐる。

 学園には、決められた未来の登場人物が揃っていた。婚約者である王太子レオンハルト、平民出身の特待生で物語の中心になるはずだったセラフィータ、護衛の騎士見習いヴィルフリート、聖職者見習いテオドール。

 ティータはセラフィータを敵ではなく救うべき一人として迎え入れる。声や気配で人の本心を感じ取る少女は、シャルの誇り高さの奥にある温かさを視線一つで見抜き、三人で並ぶ関係が静かに育っていく。テオドールはセラフィータの感受性に「宝であり負担」と名前を与え、王太子は雨の渡り廊下でシャルへの本心を口にする。
第1章 地図
2026/07/22 20:35
第2章 素顔
2026/07/22 20:36
第3章 温度
2026/07/22 20:36
第4章 視線
2026/07/22 20:36
第5章 微笑
2026/07/22 20:37
第6章 声
2026/07/22 20:37
第7章 接近
2026/07/22 20:38
第8章 祈り
2026/07/22 20:38
第9章 横顔
2026/07/22 20:38
第10章 月
2026/07/22 20:39
第11章 灯
2026/07/22 20:39
第12章 輪郭
2026/07/22 20:39
第13章 気配
2026/07/22 20:40
第14章 手紙
2026/07/22 20:40
第15章 前夜
2026/07/22 20:40
第16章 夜
2026/07/22 20:40
第17章 朝
2026/07/22 20:41
第19章 窓辺
2026/07/22 20:42
第20章 方角
2026/07/22 20:42
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