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如月令嬢シリーズ

第16巻:如月令嬢は『蒸気の密室を誤認しない』

最新エピソード掲載日:2026/04/12
 月見坂市の無機質なスマートシティから一転、如月学園の校外学習で訪れたのは、白煙と巨大な歯車が支配する大正ロマンとスチームパンクの街『咲浜市』。
 時代に合わせた美しい矢絣の着物と袴に身を包んだ天才鑑定士・如月瑠璃は、喧騒を離れた時計塔の片隅で、奇妙な『不純物』を発見する。

 ――クレープ生地に無造作に巻かれた、現代のコードレスヘアアイロン。

 ありえない場所に隠された、ありえないモノ。ただの日常の謎に思えたその遺留品を瑠璃が鑑定した時、ヘアアイロンの高熱が焙り出したのは、本来そこにあるはずのない『旧式ボイラーの機械油と、微かな血の匂い』だった。

 時を同じくして、咲浜市では男女ペアのみを狙った凄惨な連続襲撃・消失事件が発生し、月見坂市警の瀬田警部補らが捜査に乗り出していた。
交わるはずのなかった『小娘の他愛ない隠し事』と『連続殺人鬼の凶行』が、時計塔の一点において偶然にも直結する。

 警察の制止を冷たく切り捨て、純白の手袋と銀の懐中時計だけを武器に、匂いのルーツを追って単独で地下の旧式ボイラー区画へと潜行していく瑠璃。そこには、蒸気圧と巨大な歯車を用いた、恐るべき『物理的密室トリック』が待ち受けていた。
 一方、得意のデジタルガジェットが封じられたアナログな街で、助手であるサクタロウは自身の足と勘だけを頼りに、危険なルーツを辿る主の元へと走るが――。

 最強の鑑定士は、血と蒸気に塗れた狂気のルーツを、完璧な論理で解体できるのか。
 異能も魔法も存在しない。純度100%の物理的ロジックが巨大な鉄のからくりに挑む、シリーズ最高峰の本格長編ミステリーで送る16弾!
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