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死んだはずの王子様が、私の運命の人でした

作者:サトー
最新エピソード掲載日:2026/10/24
私には、誰にも言えない秘密がある。
人と人を結ぶ「運命の糸」が見えるのだ。
家族を結ぶ糸。 友情を結ぶ糸。 そして、恋人たちを結ぶ糸。
けれど、私自身に繋がる糸だけは、幼い頃からずっと一本しか見えなかった。
黄金色に輝くその糸の先にいるのは、十年前に亡くなったはずの王子様。
まだ生まれてもいなかった私と、死んだ王子様を結ぶ運命の糸。
そんなものが存在する理由なんて、私には分からなかった。
けれど十七歳の誕生日の夜、私は一人の青年と出会う。
そして彼は、初対面の私を見て、懐かしそうに微笑んだ。
「……やっと会えた」
その青年は、死んだはずの王子――ルシアン・アストレアだった。
そして彼には、私の知らない記憶があった。
私たちは、今まで何度も出会っていた。
何度も恋をして。 何度も別れて。 何度も同じ運命を繰り返していた。
けれど、今回の人生は今までとは違う。
私はもう、誰かに決められた運命を受け入れるだけの少女ではない。
「運命だから」ではなく、私自身の意思であなたを選びたい。
死んだはずの王子様と、何度も巡り会う私。
これは、運命に導かれた恋ではない。
運命さえも乗り越えて、二人で未来を選ぶ恋物語。
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エピソード 101 ~ 120 を表示中
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