聖女候補をクビになった転生令嬢、魔獣の通訳を始めます ~最初のお客様は、討伐寸前の白竜でした~
最終エピソード掲載日:2026/10/05
聖女候補のフィーナは、枯れた薔薇を一輪も治せなかった。
四年働いた神殿をクビになった帰り道、彼女だけが、討伐寸前の白竜の悲鳴を聞く。
「鐘を止めろ。頭が割れる!」
前世は動物園の飼育員。今世で授かった技能〈通詞〉は、魔獣が発した声を人語として聞く力だった。
病気を治せるわけでも、嘘を見抜けるわけでもない。けれど、話を聞かなければわからない痛みがある。
黒い鎧の騎兵隊長エリオットが、剣を抜く前に三十分をくれた。
白竜オルの名を呼び、魔獣医へ訴えを伝えたフィーナは、初めて「通訳の仕事」に報酬を受け取る。
小さな〈しっぽの相談室〉を開くと、鞍を嫌がる翼獅子や、首へ触れられたくない銀尾狐が訪れるようになった。
白竜はお菓子を盗み食いし、狐は店へ来る隊長が気になるらしい。
そしてフィーナ自身も、仕事のない午後に、彼と会いたくなっていく。
一方、魔獣たちの訴えは、神殿から納められた術具と、港の帰還鐘の問題へ繋がっていた。
聖女になれなかった転生令嬢が、聞ける声を一頭ずつ拾い、自分の仕事と恋を見つける物語。
魔獣の事件と恋愛、二人のその後まで描く、全二十話の完結作。
四年働いた神殿をクビになった帰り道、彼女だけが、討伐寸前の白竜の悲鳴を聞く。
「鐘を止めろ。頭が割れる!」
前世は動物園の飼育員。今世で授かった技能〈通詞〉は、魔獣が発した声を人語として聞く力だった。
病気を治せるわけでも、嘘を見抜けるわけでもない。けれど、話を聞かなければわからない痛みがある。
黒い鎧の騎兵隊長エリオットが、剣を抜く前に三十分をくれた。
白竜オルの名を呼び、魔獣医へ訴えを伝えたフィーナは、初めて「通訳の仕事」に報酬を受け取る。
小さな〈しっぽの相談室〉を開くと、鞍を嫌がる翼獅子や、首へ触れられたくない銀尾狐が訪れるようになった。
白竜はお菓子を盗み食いし、狐は店へ来る隊長が気になるらしい。
そしてフィーナ自身も、仕事のない午後に、彼と会いたくなっていく。
一方、魔獣たちの訴えは、神殿から納められた術具と、港の帰還鐘の問題へ繋がっていた。
聖女になれなかった転生令嬢が、聞ける声を一頭ずつ拾い、自分の仕事と恋を見つける物語。
魔獣の事件と恋愛、二人のその後まで描く、全二十話の完結作。
第1話 聖女にはなれませんでした
2026/10/05 14:52
第2話 白竜は、名前を呼んでほしかった
2026/10/05 14:52
第3話 最初の依頼は、通訳でした
2026/10/05 14:52
第4話 しっぽの相談室
2026/10/05 14:53
第5話 隊長の背中は、思ったより広い
2026/10/05 14:53
第6話 魔獣も、嘘をつきます
2026/10/05 14:53
第7話 銀尾狐の言い分
2026/10/05 14:54
第8話 わたしの声を聞く人
2026/10/05 14:54
第9話 港祭りの誘い
2026/10/05 14:54
第10話 消したくなかった記録
2026/10/05 14:55
第11話 仕事のない午後に、会いたい
2026/10/05 14:56
第12話 お嬢様には、お戻りいただきます
2026/10/05 14:56
第13話 聖女と落第生
2026/10/05 14:56
第14話 どうして「来るな」と言うのですか
2026/10/05 14:57
第15話 白竜が、わたしに嘘をついた
2026/10/05 14:57
第16話 帰ってきたら、お返事をください
2026/10/05 14:58
第17話 聞こえる声は、一頭ずつ
2026/10/05 14:58
第18話 今さら聖女と言われましても
2026/10/05 14:58
第19話 好きだから、隣にいます
2026/10/05 14:59
第20話 白竜のお客様は、今日も来ます
2026/10/05 14:59