雷鳴の王子と四大剣流 ~雨の理屈を解いた王子は、雷の剣で剣帝へ登りつめる~
最新エピソード掲載日:2026/11/02
雨の日、九歳の王子レオは、母の鉢の上にだけ雨を降らせた。術を消したあと、縁を青い光が走る。誰の本にも載っていない光だった。
変えるのは一度に一つ。皿を替え、消す順番を替え、皮肉屋の執事フェリクスが台の下で水音を数える。そうしてレオは、狙って「雷」を出した。
けれど、母を失った日は、どんな理屈でも取り戻せなかった。王冠はいらない。魔術を誰かの役に立つ理屈にまで磨き、いつか「水の賢者」の席に座る。
学園と迷宮で、雷で走って「止まる」剣を覚え、剣客、剣豪、剣聖、そして剣帝へと一段ずつ登っていく。
隣には、道を読む光の隊長セシリアと、窯の火で器を焼くアネット。二人はレオを待つだけの人ではなく、自分の仕事を持ち、自分で選ぶ。
一人で抱えていた王子が、「任せる」ことを覚えていく十二年。四つの剣流と、三人で選ぶ明日。母の雨の続きは、最後の雫が教えてくれる。
完結済み・全624話。
変えるのは一度に一つ。皿を替え、消す順番を替え、皮肉屋の執事フェリクスが台の下で水音を数える。そうしてレオは、狙って「雷」を出した。
けれど、母を失った日は、どんな理屈でも取り戻せなかった。王冠はいらない。魔術を誰かの役に立つ理屈にまで磨き、いつか「水の賢者」の席に座る。
学園と迷宮で、雷で走って「止まる」剣を覚え、剣客、剣豪、剣聖、そして剣帝へと一段ずつ登っていく。
隣には、道を読む光の隊長セシリアと、窯の火で器を焼くアネット。二人はレオを待つだけの人ではなく、自分の仕事を持ち、自分で選ぶ。
一人で抱えていた王子が、「任せる」ことを覚えていく十二年。四つの剣流と、三人で選ぶ明日。母の雨の続きは、最後の雫が教えてくれる。
完結済み・全624話。
第一部 小さな雨と失った日
鉢の上の雨
2026/10/30 18:00
四手目が待っている
2026/10/30 18:00
消したあとに流れるもの
2026/10/30 18:00
予約済みの銅皿
2026/10/30 18:00
光の隊長と二本の木
2026/10/30 18:00
母の袖を取りにいく
2026/10/30 18:00
割れた台を捨てない
2026/10/30 18:00
王冠より欲しい席
2026/10/30 18:00
鍵のある実験場
2026/10/30 18:00
次も呼んでほしい
2026/10/30 18:00
雷の最初の一筋
2026/10/30 21:00
三度目の歓声
2026/10/31 07:20
窓辺から届く拍手
2026/10/31 12:20
木片の先へ届かせない
2026/10/31 15:50
石に預けた水
2026/10/31 18:50
硬い菓子と水の樽
2026/11/01 07:20
父が空けられない門
2026/11/01 12:20
札の時刻を並べる
2026/11/01 15:50
八時、足元から引く水
2026/11/01 18:50
三橋を渡り終えるまで
2026/11/02 07:20