顔も名前も知らない文通相手は運命のお相手でしょうか

シャープン魔法学園２年生のマリア・ピヨタンは容姿も成績も普通の女の子である。

文通が憧れのマリアは、今日こそはと祈りながら文通相手募集掲示板―マッチングボード―に向かいあっていた。
掲示板には白紙の用紙が何枚も貼り出されており、何も書かれては居ない。
マリアは掲示板に自分の魔力を流し込むと、その魔力は用紙一枚一枚へと流れていく。
そして、沢山あった用紙の中の一枚に文字がゆっくりと浮かび上がってきた。

マリアの魔力と相性の良い相手の手紙が共鳴し、その手紙に文字が浮かび上がってきたのだ。

これで、文通のマッチングが成立しマリアが夢にまで見た文通を開始することになるのだが、なぜか無表情なイケメンで優秀な先輩ゼフィサスとも少しずつ関わっていくことに。

顔も名前も知らない文通相手か、無表情なのになんとなく感情を理解できる先輩か・・・。
マリアは平穏な　文通ライフを送れるのでしょうか。

＊設定の詰めが甘いところ多々あるとは思いますが、ゆる～く読んでいただけると助かります