表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

沖田総司の兄は、弟を救うために人生をやり直す。

作者:炙り〆鯖
最新エピソード掲載日:2026/06/27
「総司を救えなかった」
それが沖田林太郎の最期の言葉だった。

弟は新撰組一番隊隊長・沖田総司。
だが兄である林太郎は、京に残らなかった。

それまで同じ道場で剣を学び、同じ夢を追っていた兄弟の運命は、文久三年の浪士組分裂によって二つに分かたれる。
弟が新撰組を選んだ日、兄は江戸で新徴組を選んだ。

その日を境に、二人は別々の幕末を生きることになる。

やがて幕末は終わる。

総司は病に倒れ、近藤勇は斬首された。

林太郎自身は妻を得て、子を育て、仲間たちと共に長い人生を生きた。それでもただ一つ、どうしても捨てられない後悔があった。

――もしあの時、総司の傍にいたなら。

老いた林太郎は、その想いを抱えたまま息を引き取る。

しかし次の瞬間、彼が目を覚ますと、そこは文久三年の京だった。

まだ総司が笑っている時代。
まだ近藤勇が生きている時代。
まだ誰も失われていない時代。

これは天が与えた奇跡なのか。

今度こそ弟を救う。

そう決意した林太郎は、かつての仲間たちと再び出会い、歴史を変えるために動き出す。

だが運命は、彼が思うほど優しくはなかった。

弟を救えば誰かを失う。
一人を救えば、別の誰かが失われる。

弟か、仲間か、家族か。

幾度となく選択を迫られながら、林太郎はやがて知ることになる。

本当に救うべきものは何なのかを。


これは幕末を舞台に描く、沖田総司の兄・沖田林太郎の死に戻り群像劇。



【参考文献】
『新徴組の真実にせまる』千葉弥一郎 著 / 西脇康 編
『幕末大江戸のおまわりさん』西脇康
『新撰組顛末記』永倉新八

【参考作品】
『新徴組』佐藤賢一
『回天の門』藤沢周平
『燃えよ剣』司馬遼太郎
『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴 上・下』黒崎視音
『奥山のながめせしまに-中澤琴新徴組始末記-』藤原文四郎

【現地取材など】
清河八郎記念館
湯田川温泉周辺史跡
松ヶ岡開墾場

※本作は史実を参考にしたフィクションであり、独自の解釈や創作を含みます。
第一章 新徴組と新撰組の兄弟
第一話 再び、文久三年
2026/06/11 19:10
第二話 六番組の男
2026/06/11 19:10
第四話 運命の日
2026/06/11 19:10
第五話 新徴組
2026/06/12 19:10
第十話 山南の死
2026/06/17 19:10
第十一話 京へ
2026/06/18 19:10
第二章 新撰組へ
第十八話 芹沢鴨
2026/06/25 19:10
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ