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勇者を召喚したはずが、神々を従える皇帝が現れた ~ただの近衛騎士だった私に、王位を押しつけないでください~

作者:Aoshiba
最新エピソード掲載日:2026/10/30
十年後に迫る魔王との大戦。
その災厄に備え、アルディア王国は異界より勇者を召喚した。

ところが現れたのは、神々すら従える不老不死の皇帝、アシュヴァル・レグナスだった。

「――頭が高い」

国王を跪かせ、玉座を奪う皇帝。
誰もが床に伏す中、近衛騎士セラは震える手で剣を抜く。
勝てないことは分かっている。それでも、守ると誓った王を見捨てることはできなかった。

その忠義が、皇帝の興味を引いてしまう。

「貴様が今日より、この国の王となれ」

王家の血も、政治の経験もない。
ただの騎士だったセラは、突然、一国を治める女王にされた。

待っていたのは、従わぬ貴族、王位を認めない隣国、そして王家の旗を掲げる反乱軍。
自分を王にした皇帝は、助けるどころか、その苦闘を楽しげに眺めている。

「貴様が王なのであろう? ならば貴様が何とかせよ」
「あんたが私を王にしたんでしょうが!」

世界を救う力を持ちながら、救ってやる義理などないと言う皇帝。
その気まぐれで王となり、目の前の人々を守ろうとする女騎士。

二人の出会いが、魔王との大戦を待つ世界を変えていく。
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