表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ファウストは偽勇者〜原作より自由に翻案〜

作者:れおん
 ゲーテ原作『ファウスト』のその後の物語。
 最近のマニアックな読者の間では、「アタマを空っぽでも良いけど、内容も空っぽなアニメが多すぎ」、「カタルシスがなくて困る」などとの声が上がっています。
あなたはどう思いますか?
私は個人的には脳の負担にならないのでそれもそれで好きなのですが、少し調べてみると、「飽き飽きしてきた」、「作画だけで内容がない」、「なろう系」など多く言われていることが判明しました。そう言われてみると、確かに時には異世界ものでも、少し頭を使って考えるものがあってもいいかなぁと............
 ですので、あなたも少しだけアタマを使って考えるような物語で、哲学者になりませんか? コロナ期間中は一緒に本の虫になりませんか?
振り返ってみると、現代と近世、今も昔も我々人間が「日常」に抱える問題――デマ、フェイクニュース、いじめ、女性差別、身分差別、同性愛に対する偏見と誤解、大量虐殺(ジェノサイド)、イデオロギー戦争、経済危機、命に関わる流行病などなど、は変わっていないようです。ですので、主人公がこれらの問題に苦しみ、挑む王道異世界ファンタジーラノベテンプレ物語を、ゲーテ作『ファウスト』を題材にして書いてみたいと思います。
舞台は16世紀ヨーロッパをモデルにした架空の世界です。ウィンナワルツ等、その時代に存在しないものも登場しますがご了承ください。

----以下あらすじ----

 『ファウスト』の物語は終わっていなかった。ファウストの魂は実際には天界に召されず、以降もずっとメフィストの手中にあり続け、物語を見せ、楽しませ続けなければならなかった。
 そのせいで彼の魂は幾多の世界で人生を送った後、悠久の時に耐えられず、精神が崩壊した。そうして魂の自由を嘆願した次第だったのだ。
 それを見かねた神はファウストに贖罪の機会を与える。
 その内容は、次の世界で「自ら問題を発見し、定義し、解決」すること。
 そうしてファウストは、いじめ、身分差別、デマ、フェイクニュース、経済危機、自然災害、同族嫌悪、同族狩り、ジェノサイド、イデオロギー戦争などの問題であふれる異世界に魔王を倒す勇者として召喚される。しかし彼を待ち受ける謂れのない誹謗中傷、過酷な試練の数々......果たして彼は見事、自由を手に入れることができるのか!?
 
地獄の序言
2020/04/22 03:12
最悪のスタート
2020/04/22 03:17
勇者と魔女と悪魔の花嫁と
2020/04/22 03:43
人を殺める感触
2020/04/22 04:33
喋る魔法の本
2020/04/22 04:36
魔女との奴隷契約
2020/04/22 04:40
決闘の果てに
2020/04/22 04:45
大舞踏会の夜
2020/04/22 04:47
日常の崩壊
2020/04/22 04:48
異端審問
2020/04/22 04:53
「破門」の威力
2020/04/22 04:55
喋る馬の恵み
2020/04/22 04:57
降魔の勇者
2020/04/22 05:00
灰色の呪い
2020/04/22 05:02
剣の師匠
2020/04/22 05:03
睡魔と座学
2020/04/22 05:05
素手での戦い方
2020/04/22 05:06
「負ける」ということ
2020/04/22 05:07
旅立ち
2020/04/22 05:10
バロン村の悪魔召喚実験
2020/04/22 05:35
魔女との遭遇
2020/04/22 11:53
命を天秤にかける
2020/04/22 11:55
ゴブリン「退治」
2020/04/22 11:57
宗教の役割のひとつ
2020/04/22 11:59
バロン村
2020/04/22 12:01
血の契り
2020/04/22 12:04
よくある話
2020/04/22 12:06
灰色の世界
2020/04/22 16:45
真の名は
2020/04/22 16:47
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ