私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました ~数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます~
最新エピソード掲載日:2026/08/22
横領の濡れ衣で婚約を破棄され、貴族社会から消えた元伯爵令嬢エステル。彼女は実家を頼らず、母から受け継いだ記帳の腕ひとつで商人街の会計を請け負い、一年かけて自分の生活を立て直していた。ある日、彼女を断罪した「改竄された監査報告書」を書いた張本人――王室監査官リオネルが、位も職も捨てて弟子入りを願い出る。「赦してくれとは言わない。あの数字を作った私だからこそ、あの数字を崩せる」。憎むべき相手を帳簿係として炉端に置いた日から、偽りの帳簿を一枚ずつ暴き、家と名誉と――どちらが先に堕ちるか分からない恋を立て直す、贖罪の一年が始まる。
弟子入りは贖罪の証、この帳簿には嘘がない
2026/08/03 19:43
(改)
依頼が半分消えても、あなたを雇い続けます
2026/08/04 19:43
判子が語る死者の給金――王室記録保管室と、日没までの証拠
2026/08/05 19:43
証拠は灰になった。それでも、支払いは止める
2026/08/06 19:43
死んだ兵士の署名で、金貨は今も動いていた
2026/08/07 19:43
架空の工房、消えた金貨十二枚――行き着いた先は、あの人の名前
2026/08/08 19:43
「日付だけで、伝わりました」――二年前の恩を盾にされた監査官の告白
2026/08/09 19:43
燃える証拠、焼けた指先―リオネルが投げ捨てたのは、監査官の身分証だった
2026/08/10 19:43
二百十六枚の一致——数字は、偶然のふりが下手
2026/08/11 19:43
「証拠を焼いた者に、資格はない」――十二回の一致が、書記官を沈黙させた
2026/08/12 19:43
「全帳簿を出せ」三日間の期限、渡さないと決めた証言がある
2026/08/13 19:43
競売まで五日、私は帳簿箱だけは渡さない
2026/08/14 19:43
日没まで十二刻、母の符丁を解け――決算書に残る、三十年前の日付
2026/08/15 19:43
第14話
2026/08/16 20:02
元婚約者からの法外な賠償請求――脅迫状の「算定式」と「筆跡」から、あなたの隠し借金を暴き出します
2026/08/17 19:43
逃亡を図る役人の「金貨百枚」の要求。ならば、あなたが隠した「裏の帳簿」で証言を買い取ります
2026/08/18 19:43
「帳簿には触れさせないわ」不当な差し押さえを規程で退け、私たちは対等な共同経営者になる
2026/08/19 19:44
「沈黙はあなたを守らない」証言撤回の脅しには三十年分の被害額で対抗する。記録こそが身を守る盾となる
2026/08/20 21:07
「証拠ならいくらでも作れる」――その脅迫、完全な『自白』として一言一句違わず記録いたします
2026/08/21 19:43
「数字は、殴られても壊れない」——帳簿が暴いた架空借入。二人で集めた証拠で、ついに反撃の法廷へ!
2026/08/22 19:43