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瀬戸内移住トレーダーは潮風のなかで相場を張る

作者:まる助
最終エピソード掲載日:2026/05/01
会社を辞めた。金も溶かした。

かつて金融の現場でオプショントレードを担っていた南里は、大きな損失によって仕事も自己像も崩し、生活費を削りながら再起するため、瀬戸内の向島へ移り住む。

海が見えるからではない。家賃が安い。静か。東京へ戻るまでの仮設拠点。そう割り切って選んだ場所だった。

近所との距離感。修理の手間。小さな商い。橋を渡る感覚。合理と損切りで生きてきた南里は、勝ち負けでは切れないものに、少しずつ足を取られていく。

一億をつくって、自分はまだ壊れていないと証明する。
そのために来た海辺で、削れないものが増えていく。
第1章「海辺の仮設拠点」
海辺の仮設拠点
2026/04/11 17:40
家をまだ家にしていない
2026/04/11 18:40
呼びよるのに出んかったね
2026/04/11 19:40
一時間しか動けない
2026/04/11 20:40
ノイズが多い
2026/04/11 21:40
第2章「島の時間、相場の時間」
向こうも合わせる気はない
2026/04/16 19:40
第3章「勝てば終わりのはずだった」
一億の意味
2026/04/17 19:40
梯子を降りた森脇の手
2026/04/18 19:40
第4章「損切りできないもの」
VIXが跳ねた朝
2026/04/22 19:40
それはノイズのはずだった
2026/04/23 19:40
切る理屈はある
2026/04/24 19:40
順番がずれる
2026/04/25 19:40
損切りできないもの
2026/04/26 19:40
第5章「それでも、向島で生きる」
勝ちの定義を量り直す
2026/04/27 19:40
残していくもの
2026/04/28 19:40
持っていくもの
2026/04/29 19:40
決めきらずに決める
2026/04/30 19:40
それでも、向島で生きる
2026/05/01 19:40
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