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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私は悪役令嬢の、ただの侍女でございます

作者:遠堂 沙弥
ある日、クリサンセマム家の長女アリエッタの世話係として、レオナという侍女がやって来た。

礼儀作法、貴族令嬢としての所作など。
厳しく、だが優しくアリエッタを教育するレオナには、誰にも言えない秘密があった。

『アリエッタ・クリサンセマムを、稀代の悪役令嬢として育て上げること』

アンデシュダリア国王の密命により、元・暗部の構成員であるレオナは、アリエッタを聖女の宿敵として育成するという使命を与えられていた。
高貴であるが故に高慢、誰よりも完璧な悪役令嬢として聖女の前に立ちはだかり、最後には民衆の前で正当な断罪をするために。

この国では代々、ある一定の周期に従って悪役令嬢を用意し、悪の限りを尽くさせてきた。
そして最後には神の名の下に公開処刑することで、民衆からの支持率を操ってきた忌まわしき因習。

その名も「悪役令嬢断罪計画」――。

今回選ばれたアリエッタも例外なく、レオナの手により悪役令嬢として育てられ、聖女の敵として憎まれ役となり断罪される運命にあった――はずだった。

「あたちはアリエッタ、よろちくねレオナ」
『はああん、なんですかこのくそほど愛くるしい天使様はあああ!?』※レオナの心の声。

アリエッタお嬢様はこの私が幸せにしてみせますわ!
例え世界を敵に回したとしても!

アリエッタの可愛さに、完全に本来の目的を喪失させた侍女レオナによる、アリエッタを幸せにする計画が勝手に始動される。

その名も「悪役令嬢救済計画」――。

大切なアリエッタが幸せに暮らしていけるよう、自ら進んで手を汚し、全ての罪を背負う覚悟を決めたレオナ。
全てを騙し、欺き、国家転覆を目論んだ首謀者としてレオナ一人が断罪されるように――。
しかしレオナは知らなかった。
アリエッタもまた、レオナのことを大切な家族として一緒に幸せになりたいと願っていたことを……。

過保護で脳内が可愛いアリエッタだけで埋め尽くされている盲目的愛執が強すぎる完璧最強侍女レオナによる、一方通行な暴走溺愛ファンタジー。

ちなみにハッピーエンドです。
よろしくお願いします。
第一部 悪役令嬢断罪計画
1 公開処刑
2025/07/19 13:01
29 謎の男
2025/08/15 21:15
31 愛に至る理由
2025/08/17 14:37
32 密約・1
2025/08/17 19:55
33 密約・2
2025/08/17 21:03
第二部 悪役令嬢救済計画
1 春の報せ
2025/08/20 12:19
18 ご挨拶
2025/08/28 12:20
19 環境の変化
2025/08/31 18:20
21 宝物庫
2025/09/12 07:02
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