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『君を救った代償は、君の記憶だった』

作者:牛乳最中
最終エピソード掲載日:2026/05/21
高校二年生の神谷湊には、ずっと隣にいる幼馴染がいた。
明るくて、距離感が近くて、周囲からは恋人みたいだと勘違いされる存在――雨宮凛。

けれど二人は、“あと一歩”を踏み出せないまま、いつもの日常を続けていた。

そんなある日。
凛が突然、教室で倒れる。

知らされるのは、助かる見込みの薄い病気だという現実。

絶望の中、病室で湊の前に現れたのは、“白い死神”だった。

「彼女を救う方法はある」

ただし、その代償は――
彼女の病を引き受けること。
そして。

『君を救うたび、彼女は君を忘れていく』

少しずつ。
確実に。
大切な人の記憶から、自分という存在が消えていく。

それでも湊は、彼女を救うことを選んだ。

これは、
忘れられていく少年と、
それでも彼を好きになってしまう少女の、
切なくて、優しい恋の物語
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