ファンタグレープ・カンバセーション
最終エピソード掲載日:2026/06/03
少し不思議で無意味な僕たちの日々
◆◆◆
午後三時。
校舎の屋上で飲んだファンタグレープの味を、今でもときどき思い出す。
誰が先にそこにいたのか、何を話したのか、はっきりとは覚えていないのに。
この学校では、ときどき誰かがいなくなる。
理由もなく、行き先もなく、ふと姿を消す。
でも、それはいつも午後三時の出来事だった。
陽太は、月見すずと出会ったあの日から、
他愛のない会話を重ねるようになった。
彼女のことかもしれないし、あの時間のことかもしれない。
あるいは、自分自身のことだったのかもしれない。
午後三時にしか話せないことがある。
誰かと話したかったのか、それともただ、聞いてほしかったのか。
何者にもなれず、どこにも行かず、すべての理不尽はまったく解決なんてしないけれど、
それでも小さな会話の断片は、永遠のように残る。
これは、
午後三時という名の「どこにも行かない会話」の記録。
あの時間に、君と話したことの——
◆◆◆
午後三時。
校舎の屋上で飲んだファンタグレープの味を、今でもときどき思い出す。
誰が先にそこにいたのか、何を話したのか、はっきりとは覚えていないのに。
この学校では、ときどき誰かがいなくなる。
理由もなく、行き先もなく、ふと姿を消す。
でも、それはいつも午後三時の出来事だった。
陽太は、月見すずと出会ったあの日から、
他愛のない会話を重ねるようになった。
彼女のことかもしれないし、あの時間のことかもしれない。
あるいは、自分自身のことだったのかもしれない。
午後三時にしか話せないことがある。
誰かと話したかったのか、それともただ、聞いてほしかったのか。
何者にもなれず、どこにも行かず、すべての理不尽はまったく解決なんてしないけれど、
それでも小さな会話の断片は、永遠のように残る。
これは、
午後三時という名の「どこにも行かない会話」の記録。
あの時間に、君と話したことの——
第1話|午後三時の教室で、彼女はチョークを取り出した
2026/05/20 20:00
(改)
第2話|自販機の下にある宇宙
2026/05/20 20:00
(改)
第3話|ファンタグレープと告白ごっこ
2026/05/20 20:00
(改)
第4話|道を間違えたまま帰れた日
2026/05/20 20:00
(改)
第5話|記憶記録によれば
2026/05/20 20:00
(改)
第6話|世界の秘密
2026/05/21 21:00
(改)
第7話|名を呼ぶ者
2026/05/22 19:00
(改)
第8章|午後三時に残る者
2026/05/23 19:00
(改)
第9章|ラムネと遅刻の口実
2026/05/24 19:00
(改)
第10話|午後三時の独白
2026/05/25 21:00
(改)
第11話|ファンタグレープとバスロータリーの再会
2026/05/26 18:00
(改)
第12話|午後三時の周りで
2026/05/27 16:00
(改)
第13話|午後三時の通路で
2026/05/28 18:30
(改)
第14話|午後三時に海へ行く
2026/05/29 20:45
第15話|担がれる人
2026/05/30 22:08
第16話|午後三時戦争
2026/05/31 19:20
第17話|校舎がばらばらになる日
2026/06/01 20:35
第18話|ファンタグレープ・カンバセーション
2026/06/03 15:30
(改)