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キンモクセは夏の記憶とともに

作者:広崎之斗
Ωである小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。
理由の一つは、田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。
そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然、悠人の前に現われる。

「俺のコト、覚えてない?」

田舎を出たもう一つの理由は、純一のことが関係していた。
好きという感情に蓋をしていた悠人と、好きだからと再び出会うために追いかけてきた純一。
初恋をやり直す、素直になれない年下Ωと、執着系年下αの物語です。

(別サイトに掲載していた作品を、全年齢向けに加筆修正した作品です)
プロローグ
2025/07/20 07:36
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