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氷の奇公子 ~変人王子の生存術~

作者:佐藤湊
最新エピソード掲載日:2026/08/30
歴史オタクで、ちょっとだけ厨二病の高校二年生――佐藤湊、17歳。
そんな俺には、幼稚園の頃からずっと一緒に過ごしてきた幼馴染がいた。
朝倉美咲。
家は隣。
幼稚園も、小学校も、中学校も、そして高校まで同じ。
腐れ縁と呼んでもいいくらい、ずっと隣にいた女の子。
けれど、俺はいつからか彼女を幼馴染ではなく、一人の女の子として好きになっていた。そしてある日、俺は勇気を振り絞って告白する。
返ってきた答えは――
「湊のこと、大切だよ。……たぶん、すごく好き」
「でも、それが恋なのか分からないの」
振られたのか。それとも、まだ可能性があるのか。答えの出ないまま、俺は翌朝のバスに揺られていた。そして、そこで人生最大の不幸が起きる。
――俺の人生は、そこで終わった。
……はずだった。
次に目を覚ました俺を待っていたのは、見知らぬ天井。そして、自分を抱き上げる見知らぬ女性。
「まあ……なんて可愛い子」
「この子こそ、我がアンティクイランド王国の第一王子です」
どうやら俺は、異世界の王子に転生してしまったらしい。
その名は――
レノウィウス・ゲンス・デイ・アンティクイランド。
王位継承順位第一位。
古き歴史を誇るアンティクイランド王国、その第一王子。
だが、歴史を知れば知るほど、俺はこの国に奇妙な違和感を覚えていく。
王国は栄えているように見えて――どこか歪んでいる。
そして、その先に待っているのは。
かつてない戦乱。
王家を揺るがす陰謀。
そして――国そのものの存亡。
これは、身体は幼児、精神は高校生、立場は王子から始まる
王国の未来を、自らの手で切り拓いていく物語。

序盤は主人公無双に見える描写が多いですが、後からしっかりと絶望してもらう予定です。無双があったとしても理論的かつ現実的な無双にとどめるように努力します。
内政は財政、制度を重視し、政争の要素の一つで戦争においては行動限界などの要素として登場します。
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エピソード 301 ~ 318 を表示中
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