もう戻れない世界まで ~1.海に寄り添う集落~
アヤノとスミレ。二人はいつも一緒だった。小学生の時に出会い、お互いに問題を抱えていた二人は、運命の友達になった。それは高校生になった今でも変わらない。だが、そう思っていたのはアヤノだけだったのかもしれない。スミレが急に転校した。何も聞かされていなかったアヤノは絶望し、それ以上にスミレが心配だった。スミレが何故急に転校したのか、どこに行ってしまったのか、無事に生活しているのか、多くの謎が残り、分かっていることは何一つない。そんな状況に、居ても立っても居られなくなったアヤノは、自らスミレを探しに行くことを決めた。思い出した不穏な記憶。異様な臭気の漂う集落。怪しげな村人たちと、海からやってくるという神様。恐怖が這いより、混沌とした闇が迫ってくる。時間が経つほど深刻になっていく事態に、アヤノはそれでもスミレを諦めることはない。たった一つの大切なものを求めて、少しおかしな女子高生が必死に手を伸ばす物語。どこまでも足掻き続けたその先に待っているものは――。
(カクヨムと同時投稿しています)
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とある掲示板への書き込み
2021/06/16 10:10
最後の日常だった
2021/06/16 10:15
(改)
人生の終着に着いた①
2021/06/16 12:16
人生の終着に着いた②
2021/06/16 12:38
クラスメイトだった
2021/06/16 19:16
教えてもらっていた
2021/06/17 06:41
(改)
警戒に値した
2021/06/17 17:17
温もりが欲しかった
2021/06/17 23:24
長い一日が始まった①
2021/06/18 06:33
(改)
長い一日が始まった②
2021/06/18 07:34
運命の出会いだった①
2021/06/18 12:43
運命の出会いだった②
2021/06/19 08:35
あの子のためなら訳もなかった①
2021/06/19 10:01
(改)
あの子のためなら訳もなかった②
2021/06/19 10:37
異様な場所だった①
2021/06/19 14:20
(改)
異様な場所だった②
2021/06/19 19:43
ともに死んでと言いたかった①
2021/06/19 23:18
(改)
ともに死んでと言いたかった②
2021/06/20 00:11
ともに死んでと言いたかった③
2021/06/20 09:11
やっぱり何かおかしかった①
2021/06/20 10:18
やっぱり何かおかしかった②
2021/06/20 11:12
風向きが変わりました①
2021/06/20 17:39
(改)
風向きが変わりました②
2021/06/20 23:43
誰かの声が聞こえた
2021/06/21 00:32
本当は、ただ気に入られたかっただけ①
2021/06/21 06:15
本当は、ただ気に入られたかっただけ②
2021/06/21 11:12
やっと見つけることが出来ました①
2021/06/21 14:13
(改)
やっと見つけることが出来ました②
2021/06/21 17:15
どう思われても、それでいいと思った
2021/06/22 00:23
大事なものを優先した①
2021/06/22 19:06
大事なものを優先した②
2021/06/23 03:07
本音が聞けてよかった①
2021/06/23 08:16
本音が聞けてよかった②
2021/06/23 23:15
自分の無力さを感じました
2021/06/25 01:06
(改)
ただ必死だった
2021/06/25 05:21
朝日①
2021/06/25 06:19
朝日②
2021/06/25 15:22
(改)
エピローグ
2021/06/26 01:06
(改)