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『地球を召喚できるスマホを持って異世界に来たので、誰もいない大地で文明を始めます』

作者:MagnusOps
最新エピソード掲載日:2026/09/14
十八歳の青年、榊宮朔継は、ある日突然その生涯を終えた。

しかし、彼の魂は消滅しなかった。

創世の女神ゲネシスヴァによって救われた朔継は、新たな身体と、いくつもの規格外の力を与えられる。

そこに使命はなかった。

魔王を倒せとも、世界を救えとも言われない。

「好きに生きなさい」

女神が与えたのは、それだけだった。

そして朔継が持っていたのは、死の瞬間まで使っていた一台のスマートフォン。

その中には、地球の知識、書籍、地図、設計図、農業技術、工業技術、そして地球上の物品を召喚できる謎の機能――《EARTH ARCHIVE》が存在していた。

車も呼べる。
食料も呼べる。
機械も呼べる。
家も造れる。
道路も、鉄道も、港も造れる。

しかも、世界には人間すら存在しない広大な未開の大地が残されていた。

朔継はそこで決める。

「……まずは、家を建てるか」

これは、世界を救う英雄の物語ではない。

一人の青年が、地球の知識と召喚能力を使い、誰もいない大地から一つの文明を築いていく物語である。
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