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救星の大樹

作者:キララ
最新エピソード掲載日:2026/06/22
「1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる」ノストラダムスの大予言、人々の想像を絶する形でそれは現実となった。
 1999年7月31日、遠き宇宙から飛来したのは4つの巨大隕石だった。隕石は着地の衝撃から多くの命を奪ったが悲劇はそこで終わらない。
 墜ちた隕石は種だったのだ。それは数日の間に雲を突き破る程の大樹――宇宙樹――へと成長し、幹からは身を裂く天変地異や人々を虐殺する魔獣を生み出し、光輝く葉からは魔力と呼ばれるエネルギーを大気に散布した。
 魔力は瞬く間に世界中へと広がる。それは人々の毒ともなったが一部の人間に大いなる力を与えた。
 主人公『虎条星羅』はそんな魔力によって力を得た人間の一人。破滅に向かう世界、急激に減少した人類、宇宙樹が齎す天変地異、人を喰らう魔獣、様々な問題を抱える地球の上で、星羅は光を放つ。
 兄『虎城天星』の抱える闇、彼の隠す秘密とは。星羅の失われた記憶とは。心の闇は輪となって、仲間達の人生が彼女達を繋ぐ鎖となり広がっていく。長い鎖の先にはきっと、振るうべき正義の形があると信じて。
 星を守護する為に、人類最後の砦として星羅は戦う——
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