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「頭でっかちの役立たず」と騎士団を追い出された十五歳が、三年で廃村を王国一の要塞都市に変えた話

作者:ハセイオリ
最終エピソード掲載日:2026/07/26
「剣も魔法もない穀潰し」——十五歳のカイは、父の夢を継いで入った王都騎士団を一年で追い出された。
罰として押しつけられたのは最北の廃村・ハルム村の村長代理。住民は老人三人、産業はゼロだった。
着任初日、老爺のグランがカイに一冊の手帳を渡す——それはカイの父が二十年前に残した調査記録。
ハルム丘陵は大陸三街道の合流点であり、天然の城塞適地。だが上申書は誰かに握りつぶされ、父は病死した。
カイは設計を始めた。父の図面を土台に、《設計眼》で最適解を上書きして。
三年後、ハルム村は人口二千の城塞交易都市になった。
就任式の警備に立っていた元騎士団長に、カイは静かに告げる——「父の上申書、後で王城に正式提出します。握りつぶした方の署名入りで」
三人の老人
2026/06/30 08:00
父の手帳
2026/07/01 08:00
図が見える
2026/07/02 08:00
同じ目
2026/07/03 08:00
最初の移住者
2026/07/04 08:00
石を積む
2026/07/05 08:00
宿屋と使者
2026/07/06 08:00
五十人の街
2026/07/07 08:00
橋が落ちた
2026/07/08 08:00
三日で架ける
2026/07/09 08:00
冬・歴代の記録
2026/07/10 08:00
第三の月
2026/07/11 08:00
届かない陳情
2026/07/12 08:00
五百人の声
2026/07/13 08:00
父の署名
2026/07/14 08:00
証拠にする
2026/07/15 08:00
防衛設計
2026/07/16 08:00
王城の視察
2026/07/17 08:00
城塞の初戦
2026/07/19 08:00
要衝の証明
2026/07/20 08:00
三年前の穀潰し
2026/07/21 08:00
一本の線
2026/07/22 08:00
評議の結末
2026/07/23 08:00
父の名誉
2026/07/24 08:00
就任式
2026/07/25 08:00
東の拡張区画
2026/07/26 08:00
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