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借金の保証人になった優しい田舎のおじさんのダンジョン配信

最新エピソード掲載日:2026/09/07
幼馴染のA級探索者を信じて保証人になった、四十六歳の農家・森健司。

ある日届いたのは――三百万円の借金の催促状だった。

電話をしても幼馴染は出ない。

「まあ、なんとかなるさ」

健司は十年以上離れていたダンジョンへ戻り、農業の合間に借金を返すことにした。

ところが、最初の十万円を返済した直後から、なぜか昔より剣が扱いやすくなる。

次の十万円を返せば、身体が強くなる。

さらに返せば、魔物の気配まで分かるようになっていく。

健司が持つ、長年まったく役に立たなかった謎のギフト――《肩代わり》。

その本当の能力は、健司が肩代わりした借金を返すたび、借金を押しつけた者たちから能力を徴収することだった。

しかし本人は、そんなことには気づかない。

「最近、身体の調子がいいな」

畑を耕し、ダンジョンへ潜り、母の塩むすびを食べる。

秋田犬のゴンを散歩させ、ダンジョンで拾ったモフモフ魔物・モチと暮らしながら、ついでに始めた配信までなぜか人気になっていく。

一方その頃。

健司に借金を押しつけたA級探索者たちは、一人、また一人と自分たちの力を失い始めていた。

借金を返すほど強くなる。
田舎のおじさんの、のんびり借金返済ダンジョン配信。
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