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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

※バカと影は使いよう

作者:上下 左右
最新エピソード掲載日:2026/08/21
――命の数だけ、世界がある。

 友人、ナシ。優れた能力、ナシ。未来への展望、ナシ。何も持ち合わせず、誰の記憶にも残らないような日々を過ごす影の薄い女子高校生、雪代真結。
 その平凡で退屈な日々は、一人の男の手によって強引に、一方的に破られる。彼の者は、日本の安全神話を影から実現させている存在、国の"守護竜"だった。
謀略、殺戮、信仰、理想。物語のような高揚感に誘われて踏み入れた非日常、混沌とした世界で凡人が手にするは、希望か、あるいは喪失か。

「何もないなら、俺が与えてやる。お前だけの、お前にしかできない役割を」

――これは、澱んだ世界に沈む、透明な物語。
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