「毒にも薬にもならない女」と追放された伯爵令嬢は、王宮の毒殺事件を解き明かして、私を捨てた婚約者と義妹に薬指を突きつける
最新エピソード掲載日:2026/09/24
伯爵令嬢アーシェラ・ヴィントは、婚約者である第二王子から公衆の面前で婚約を破棄された。
罪状は「魔力ゼロの無能」であり「王子の暗殺を企てた毒婦」。証拠として提示されたのは、彼女の私室から発見された毒薬の小瓶――。
家門からも追放され、雨の中を彷徨うアーシェラ。だが彼女は嗤う。
「あれは毒じゃない。ただの解熱剤よ。……そんなことも分からない王家に、私は嫁がなくて済んだのね」
ヴィント家は、代々王家の毒見役を務めた薬学の名門。そして彼女こそ、三百年に一人と謳われる視える薬師――植物・鉱物・人体の組成が眼に映る異能の持ち主だった。
流れ着いた辺境の街で、彼女はある女性と再会する。自分を陥れた張本人と目されていた、王子の新しい婚約者リディア・オルスタッド公爵令嬢。
しかしリディアは震える手で告げる。「助けて。……王宮で、人が死んでいるの。次は、私の番よ」
追放令嬢と悪役令嬢。二人の捨てられた女が手を組む時、王宮を蝕む三百年越しの毒の真実が暴かれる。
これは、薬指に嵌められなかった指輪の代わりに、真実という毒を突きつける物語。
罪状は「魔力ゼロの無能」であり「王子の暗殺を企てた毒婦」。証拠として提示されたのは、彼女の私室から発見された毒薬の小瓶――。
家門からも追放され、雨の中を彷徨うアーシェラ。だが彼女は嗤う。
「あれは毒じゃない。ただの解熱剤よ。……そんなことも分からない王家に、私は嫁がなくて済んだのね」
ヴィント家は、代々王家の毒見役を務めた薬学の名門。そして彼女こそ、三百年に一人と謳われる視える薬師――植物・鉱物・人体の組成が眼に映る異能の持ち主だった。
流れ着いた辺境の街で、彼女はある女性と再会する。自分を陥れた張本人と目されていた、王子の新しい婚約者リディア・オルスタッド公爵令嬢。
しかしリディアは震える手で告げる。「助けて。……王宮で、人が死んでいるの。次は、私の番よ」
追放令嬢と悪役令嬢。二人の捨てられた女が手を組む時、王宮を蝕む三百年越しの毒の真実が暴かれる。
これは、薬指に嵌められなかった指輪の代わりに、真実という毒を突きつける物語。
第1話 毒にも薬にもならない女
2026/08/08 23:39
第2話 悪役令嬢の懇願
2026/08/10 09:41
第3話 執事長の涙、辺境の薬師
2026/08/12 19:36
第4話「父の名前が、毒の計画書にあった」
2026/09/07 09:33
第5話 「死んだ王子からの手紙」
2026/09/08 07:17
第6話「王子が残した薬草園」
2026/09/09 08:06
第7話 父の署名は、嘘をつかない
2026/09/10 07:46
第8話 父は、私を殺してから死んだ
2026/09/12 17:10
第9話 父の署名は、毒よりも苦かった
2026/09/13 09:47
第10話 父が作った毒を、私が解毒する
2026/09/14 08:57
第11話 毒を作ったのは、私の父ではない
2026/09/15 19:33
第12話 死んだ王子の棺を、私は開けた
2026/09/16 13:22
第13話 「魔力ゼロ」の私が、王子の薬師だった
2026/09/17 08:40
第14話 父を殺したのは、私の記憶だった
2026/09/20 08:38
第15話 七年前、私は王子を殺そうとした
2026/09/22 08:54
第16話 王子を殺させる毒を私はもう一度飲ませる
2026/09/23 09:36
第17話 犯人の筆跡を私は見破る
2026/09/24 09:18