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『The Mace and the Frills』〜鉄槌(メイス)を隠した二メートルの侍女(男)を、それでも姫はエルフと呼ぶ〜

最新エピソード掲載日:2026/08/18
フリルを纏う187センチの巨漢少年。エプロンの下に潜ませた四枚刃の鉄槌(メイス)。
そして、儚き「おままごと」の聖域に固執する12歳の未亡人——。
1123年。「ホワイト・シップ号の悲劇」により、わずか9歳にして未亡人となった王血の少女・マティルド(マティ)(12歳)。 王や諸侯たちの冷徹な権謀術数が渦巻くイングランド宮廷で生き残るため、彼女は東の塔へと引き籠もり、精霊と秘密に満ちた自分だけの「おままごとの聖域」を築き上げる。
その箱庭を護る唯一の影、エルフの侍女服に身を包んだ16歳・187センチの無口な青年・ユード。
世間から見れば、彼は異様な大柄の従者——あるいは、暗がりから容赦なく頭蓋を打ち砕く血塗られた影。しかしマティにとってユードは、残酷な世界の中で「ただの自分」でいられる唯一の繋ぎ止めだった。
塔の外で蠢く政治の陰謀、古の精霊契約、そして忍び寄る内乱の影。 姫君の「聖域」を侵す者が現れるなら、巨漢の卵である少年はドレスを翻し、秘めた鉄槌でその全てを叩き潰す。
これは、高貴な騎士と可憐な姫の甘いおとぎ話ではない。 血と鉄、そして絶対に侵せぬ絆で世界に抗う**「究極の反逆」**の記録である。

※本作は「カクヨミ」「小説家になろう」にて重複投稿しています。また、英語版をRoyal RoadおよびScribble Hubにて掲載中です。
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