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迷宮の罠は俺の武器――傷だらけの剣士と、地上へ帰るまで

作者:らんまる。
最新エピソード掲載日:2026/11/04
迷宮の罠は、普通なら避けるもの。

だが、荷運びの青年カイにとっては、最強の武器になるかもしれなかった。

崩落事故で迷宮に取り残されたカイは、左脚を負傷した女剣士セナと出会う。

目の前には矢の罠。背後には逃げ道がなく、セナには魔物が迫っていた。

絶体絶命の状況で、カイが罠の赤い「核」に触れた瞬間、仕掛けが消えた。

そして、カイの中に流れ込んできたのは、放たれる前の無数の矢。

**罠を吸収して無効化し、一度だけ自分の武器として再現できる。**

それが、カイの持つ誰も知らない力だった。

飛び出す矢も、襲いかかる刃も、使い方次第では強力な切り札になる。

ただし、使えるのは一度きり。

剣の腕も、特別な戦闘経験もない。

それでもカイには、荷運びとして培った知恵と、危険を武器に変える力がある。

傷だらけの女剣士とともに地上への帰り道を探すうち、カイは仲間を救うため、自分にしかできない役割を見つけていく。

これは、ただの荷運びだった青年が、迷宮の罠を武器にして仲間の信頼を勝ち取っていく物語。
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