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半歩前のメルミと、ゆりえのがま口 ― 螺旋のレクイエム ―

作者:Liriphira
「私は、全てを忘れる事にした」

――あの日。自分を責める足跡でいっぱいになった昨日を捨て、彼女は「無」を選んだ。 しかし、たどり着いたのは静かな楽園ではなく、世界の理(ルール)が狂い、三半規管を抉る悪夢。

なぜ世界は45度に傾いているのか? なぜ、あの完璧な女教皇は私を見捨てて座っているのか?

答えを知っているのは、トコトコと「半歩前」を歩く、一匹のフレンチブルドッグ。 「もたもたしてたら、置いていくわよ、ゆり!」

空っぽのがま口には、錆びた銀の針。泥だらけのザクロ。 それは、看取りという絶望の中で彼女がこぼし、拾い上げられなかった「愛の欠片」の成れの果て。

これは、美しすぎる正解を脱ぎ捨てて、自分だけの「汚れた綺麗」を回収する巡礼の旅。 心おきなく息ができる場所は、この地獄の果てにあるのか、それとも――。
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