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婚約者様は大変お素敵でございます

作者:ましろ
私が婚約したのは16の頃。お相手はまだ13歳のベンジャミン様でした。当時の彼は、声変わりすらしていない天使の様に美しくて可愛らしい少年でした。
そんな彼の第一声は、

「……でかい」

……それは身長が?それともお胸が!?
スレンダーが今の流行りだけど、私だってウエストや足は細いんです!
それでも何とか笑顔を保っていました。
天使の素顔は気まぐれで、冷たかったり、優しかったり、私を翻弄するばかり。
あれから2年。天使様は素敵な男性へと成長しました。彼が18歳になり学園を卒業したら結婚する。
それまで、侯爵家で花嫁修業としてお父上であるカーティス様から仕事を学びながら結婚出来る日を心待ちにしていたのだけど───

設定はゆるゆるご都合主義です。
【登場人物】
2025/07/21 02:44
1.婚約者は年下の天使でした
2025/07/18 12:00
2.侯爵家での生活
2025/07/18 12:10
3.縮まらない距離
2025/07/18 12:22
5.それは偽りの
2025/07/18 17:30
6.月明かりの中で
2025/07/19 06:30
7.空回る努力
2025/07/19 11:30
9.歪められた感情
2025/07/20 06:30
11.最悪な出来事
2025/07/20 17:30
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