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限界突破の魔導エンチャント無双~最底辺の解体屋、虹色の神装備を拾い育てる~

作者:みぎみみ
最新エピソード掲載日:2026/10/28
異世界に召喚された四人の高校生。
 三人は【剣聖】【聖女】【大魔導】。
 俺――鳴海カイだけが、【解体屋】だった。

「ハズレか。城に置いておく理由はない」

 渡されたのは、ルーン硬貨二十枚と、廃棄箱の底の錆びた短剣一本。
 レベル1。力6。剣聖の七分の一。
 でも俺には、ひとつだけ見えるものがあった。
 装備の中を走る、光の「継ぎ目」。
 使いこむほど成功しやすくなる「なじみ」。
 続けて強化すると失敗しやすくなる「ひずみ」。

 この世界の誰も知らない、魔導エンチャントの“仕様”だ。

 +6から先は、失敗すれば装備が灰になる。
 王国の常識は「強化は+3まで。それ以上は狂気の沙汰」。
 ――だったら、確率ごと育ててやる。

 道具屋が買い叩くボロから精錬石を取り出し、
 ひずみを冷やし、なじみを積み、石を選んで、一回ずつ。
 ときにはロストして、灰になった剣の前で立ちつくしながら。

 盾を構える没落騎士の娘ノエル。
 精錬石のにおいを嗅ぎ分ける猫耳の少女ルゥ。
 理論は完璧なのに石にさわれない眼鏡の魔導士セラ。

 火山の街、湖の都、獣人の国、死者の都、海の向こうの竜の大陸。
 【鉄】【銀】【金】から【赤】【青】【黒】【骸骨】【竜】【古代の英知】へ。

 そして、錆びた短剣が七つの色を喰らったとき――
 レベルでも職業でもない、“育てたもの”の差が、魔王を圧倒する。

 *全100話完結済み・毎日更新
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