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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。

軟式野球部だっていいじゃないか――俺たちの全国制覇

作者:マーたん
最新エピソード掲載日:2026/09/01
あらすじ

中学時代、軟式野球部に所属していた少年・神谷悠真。

左投げ左打ち。

野球が大好きだったが、全国的に注目されるような選手ではなかった。

それでも高校では野球を続け、いつか全国大会の舞台に立ちたい――。

そんな夢を抱いて、県内屈指の名門高校への進学を目指していた。

しかし、現実は厳しかった。

その高校には全国から硬式野球経験者が集まり、特待生や中学時代から実績を残している選手も数多くいる。

そして悠真は、厳しい言葉を突きつけられる。

「お前みたいな軟式上がりが、レギュラーを取れると思うのか?」

自分の努力や夢まで否定されたように感じた悠真は、名門高校への進学を諦める。

だが、野球を諦めることはできなかった。

そんな悠真が見つけたのは、硬式野球部ではなく軟式野球部のある高校だった。

部員は少ない。

専用グラウンドもない。

グラウンドはサッカー部など他の部活動と取り合いになる。

全国から有名選手が集まるわけでもない。

それどころか、昨年は県大会初戦敗退。

周囲から見れば、どこにでもある弱小チームだった。

しかし――。

そこには、野球を心から愛する仲間たちがいた。

「軟式野球部だっていいじゃないか」

悠真は、もう一度野球に懸けることを決意する。

個性豊かな選手たち。

少し変わったマネージャーたち。

熱血だがどこか頼りない顧問。

そして、全国制覇という途方もない夢を掲げるキャプテン。

最初はバラバラだった部員たちは、練習を重ねるうちに少しずつ一つのチームになっていく。

だが、彼らの前には強豪校が立ちはだかる。

硬式経験者を多く抱える強豪。

全国大会常連校。

そして、悠真を「軟式上がり」と見下した選手たち。

「軟式じゃ全国には勝てない」

そう言われても、悠真はバットを握る。

仲間たちも諦めない。

一球一球。

一試合一試合。

無名の軟式野球部が、県大会、地方大会、そして全国大会へ――。

誰からも期待されていなかった少年たちが、常識を覆すために走り出す。

これは、エリートではない。
特待生でもない。
全国から選ばれたスターでもない。

それでも野球を愛し、仲間を信じ、最後まで諦めなかった少年たちの物語。

目指すはただ一つ。

全国制覇。

「軟式野球部だっていいじゃないか!」
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