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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

偽り城主の厳島合戦

作者:南雲遊火
最新エピソード掲載日:2026/06/15
 天文二十三(1554)年十一月、村上通康死す……?

 内乱の末に当主となった能島村上家の武吉は、妻の父、来島村上家の当主通康の訃報を受け来島に向かう。

 通康には嫡男通隆がいるのだが、来島の者は彼を忌み嫌い、さらに通康は娘婿である武吉に家督を譲ると遺言を残していた。

 納得いかない武吉は通隆に合わせろと家臣の義継に掛け合い、通隆と対面するが、父の死を知った通隆は自害を試みて……。

 これは二人が、それぞれの家の当主として認められ、きたる天文二十四年十月一日の厳島合戦を乗り切るまでの、約一年の物語。


  ◆◇◆


 上記あらすじにあまりピンとこなかった人向け注釈。
 この物語は、作者が村上通康(1519〜1567)を調べていた時

・生年のわかる息子四人の誕生が晩年十年に集中していること
・にも関わらず、村上武吉に嫁いだ二人の娘(この物語においての梅さんと花さん)が、空白期間を挟んでそれより二十年近く前に生まれていること

 ──から「コレ通康二人おらんか?」といったインスピレーションと妄想からうまれた歴史ifです。

 前作「四本目の矢」の前日譚にあたりますが、読まなくても大丈夫仕様ですのでご安心ください。
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