表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

明ける世界の夢見る機械

作者:壕野一廻
ポストアポカリプスSF百合ファンタジー

今から300年ほど前のこと。
この惑星エミーラには高度な文明が築かれていました。人の必要とする殆どのものを生み出す自動工場、惑星の裏側とすら瞬時に繋がる通信網。人々の生活圏は惑星中を埋め尽くし、重力のくびきを脱そうとしつつありました。しかしそんな文明の絶頂期が長く続くことはなかったのです。

長い黄昏の時代を経て、人々の暮らしは安定しつつあります。少なくとも恐ろしい暴走無人機が片端から人を殺そうとうろついてはいませんし、それらを討ち滅ぼすために軍隊が街ごと焦土に変えてしまうようなこともなくなりました。ただし、そんな機械や爆弾を作れるだけのわざ自体を忘れてもしまいましたが。

そんな時代に彼女は生まれて、そして気がついてしまいました。私は、この世界で生きていくのに向いていない。
とても恵まれた境遇に生まれたにもかかわらず、それでも彼女は思ってしまうのです。息苦しいと。彼女は苦し紛れにあがき、そして一つの希望を手にします。古代の力を今に取り戻す古術学者の道。古代、人々が貴族と平民とに分かたれず、誰もが平等に、そして豊かに暮らしていたとされる理想の時代。

彼女のあこがれは世界を動かす複雑な歯車の動きとたまたま噛み合って、そして一つの出会いを生み出しました。人の力が今よりもずっと強かった時代、人が貪欲にその勢力圏を広げ、自分たち自身すらも征服しようとした努力の結晶、全自律無人機。人の姿をして、人のように語り、そして機械のように力強いもの。

彼女たちの出会いが世界に何をもたらすのか。全自律無人機の高度な演算能力をもってすら、それは予測のできないことでした。

特設サイトを公開しています。ショートPVなどもありますので、ご興味の方は是非ご覧ください。
https://emilla.space
第1部「再び夢を見る日まで」第1章「旅立ち」
第1話「浮島の遺跡」
2019/04/26 23:23
第3話「邂逅」
2019/04/30 00:00
第6話「イオミアの呪い」
2019/05/31 22:00
第8話「門出」
2019/07/05 22:00
第9話「穣海の夜」
2019/07/19 22:00
第1部第2章「未知敵対者」
第14話「調査助手」
2019/09/27 23:53
第16話「天からの剣」
2019/10/25 21:00
「ワールドセクション」
第1部第3章「アミリス高地の向こう」
第17話「アミリス隧道群」
2019/12/13 22:04
第1部第4章「アストーセ」
第22話「大きな目的」
2020/02/14 22:33
第24話「善意の刃」
2020/03/13 22:00
第25話「信頼」
2020/03/29 18:35
第26話「意志」
2020/04/10 22:00
第27話「信念」
2020/04/24 20:24
第28話「夢を見る日」
2020/05/01 20:35
第2部「立ちはだかる世界」第1章「新たな日々」
第37話「機械たちの交渉」
2020/09/19 15:06
第38話「衝突」
2020/10/13 03:22
第2部第2章「ケイレアへの道」
第45話「ダム破壊計画」
2021/04/02 16:00
第57話「こちら側の敵」
2021/10/08 15:00
第60話「軌道発電システム」
2021/12/03 23:49
第64話「謎を求めて」
2022/03/04 21:21
第65話「老兵」
2022/03/18 22:58
第66話「肖像」
2022/04/02 01:21
第67話「経済なき時代」
2022/04/29 02:10
第3部第1章「ケイレアを前にして」
第70話「路地裏」
2022/06/10 22:53
第72話「再会」
2022/08/08 22:26
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ