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グラウヴァル・シリーズ

北街道の白い影

最終エピソード掲載日:2026/10/05
師走。城塞都市グラウヴァルから北へ延びる街道で、隊商が一つ消えた。北の寒村で雪に足止めされた徴税役を迎えに出た隊商だった。税の帳簿が年明けまでに戻らなければ、参事会の勘定が立たない。
剣士ダリオは、冒険者組合の依頼を受けて冬の荒れ野へ出る。連れは、火の玉くらいしか出せない新入りの魔法使い、高い所から遠くを見る鴉人、熱が見えて火のそばから離れない蜥蜴人、治安維持隊の生真面目な若者、そして金を足して自ら同行を申し出た南の商人。
三つ目の一里塚から先は、冬のあいだ隊商も通らない。赤い棘草と雪の原、遠くに上がる一筋の煙、野盗の頭目、塚の下に眠る古い地下道。そして下町では、雪の中を歩く「白い耳の娘」の噂が、笑う者と笑わない者のあいだを行き来している。
グラウヴァル・シリーズの第三話。城壁の外を旅する冒険の回です。前の話を読んでいなくても読めます。全16話、約4.5万字の完結済み。

※この作品は「Romancer」(ボイジャー)にも重複して掲載しています。縦書き版はこちら。
https://r.voyager.co.jp/epm/e1_701855_05102026223739

シリーズ目次(全話の一覧と、縦書き版・横書き版の入口)
https://infraojisan.github.io/novel-tools/grauwall/
第1章 噂
2026/10/05 22:56
第2章 依頼
2026/10/05 22:57
第3章 北門
2026/10/05 22:57
第4章 焚き火
2026/10/05 22:58
第7章 棘の跡
2026/10/05 22:58
第8章 轍
2026/10/05 22:59
第9章 雪の夜
2026/10/05 22:59
第10章 野盗
2026/10/05 22:59
第11章 頭目
2026/10/05 22:59
第15章 白い耳
2026/10/05 23:00
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