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まほろば拾遺抄

まほろば 曼殊沙華編

作者:雨音かえる
最新エピソード掲載日:2026/06/15
『俺の居場所は、庵にしかねぇよ。俺の家族がいる場所だからな』


戦乱の世。

戦に焼かれ、家も家族も失った七人の子供たちは、一人の男に拾われる。

みなが集められた場所――庵。

彼らは戦場跡から物資を回収する「骸衆」として、血の繋がりのない家族と共に生きていた。

寄せ集めの家族。

それでも、互いを支え合いながら過ごす日々は、皆にとって何より大切な居場所だった。

だが、天下布武が佳境を迎え、各国の均衡が崩れ始めると、その平穏も少しずつ揺らいでいく。

故郷への旅。

封じ込めていた過去との再会。

そして、庵の者たちを狙う不穏な影。

やがて皆の前に現れたのは、庵の一人、刹の人生を大きく歪めた過去そのものだった。

喪失は連鎖する。

――彼らの背後に忍び寄る、曼珠沙華。

その毒がじわりじわりと広がるように、戦の傷跡は人々を蝕んでいく。

それでも彼らは生きる。

失ったものを抱えながら。

帰る場所を守るために。

度重なる試練の中で、彼らは気付いていく。

家族とは血の繋がりではなく、共に生きる者たちの中にあるのだと。

これは、戦乱の時代を懸命に生きた人々の記録。

喪失と再生を繰り返しながら、「家族」を築いていく少年たちの物語。

『運命に抗え。生きるために』

Every life is worth living.
(どんな命にも、生きる価値がある)
兆し之段
第零話 回帰
2026/06/05 13:00
第壱話 骸衆とよすが
2026/06/05 13:00
第弐話 庵の住人
2026/06/05 16:00
第参話 明け暮れ
2026/06/05 20:00
第肆話 旅の前夜
2026/06/05 22:00
探り之段
第伍話 戦の国、赤坂 前
2026/06/08 20:00
第陸話 戦の国、赤坂 後
2026/06/08 23:53
第玖話 持ち帰ったもの
2026/06/08 23:55
刹之段
梓之段
第廿参話 刹と梓
2026/06/13 13:00
桐屋之段
第廿伍話 久造
2026/06/15 21:00
第廿陸話 伍の結成、夜
2026/06/15 21:00
第廿漆話 蓮次
2026/06/15 21:00
第廿捌話 適材適所
2026/06/15 21:00
第廿玖話 葬送の日
2026/06/15 21:00
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