Re:大坂の陣
最新エピソード掲載日:2026/11/01
慶長二十年五月七日、大坂夏の陣。
真田信繁は徳川家康の本陣へ斬り込み、ついにその首を討ち取った。
だが、それは影武者だった。
本物の家康まで、あと十間。
無数の槍に貫かれ、信繁は「無念」の一言を残して果てる。
だが――目覚めると、そこは十五年前。
父・昌幸と兄・信幸が、家の行く末を決めようとしていた犬伏の陣だった。
関ヶ原の結末も、九度山での十四年も、大坂城の落日も、すべて覚えている。
そして、父が九度山で寂しく世を去ることも。
信繁は父にだけ、そのすべてを打ち明けた。
表裏比興の者と恐れられた昌幸は、息子の話を鵜呑みにはしない。
「ならば、確かめてみようではないか」
予言が一つ、また一つと的中したとき、老将の目に再び火が灯る。
「九度山で朽ちる気はない。家康の首を見るまでは、死んでやらぬ」
未来を知る息子と、天下に名高い謀将の父。
二人の真田が、十五年をかけて家康を討つ策を練り上げていく。
あの十間を、今度こそ詰めるために。
真田父子、二度目の戦が始まる。
第壱話:押し通る
2026/10/11 18:03
(改)
第弐話:犬伏の夜
2026/10/11 19:12
(改)
第参話:二通の文
2026/10/11 20:07
(改)
第四話:傷
2026/10/12 22:44
(改)
第伍話:関ヶ原
2026/10/13 15:45
(改)
第六話:捨て奸
2026/10/15 06:16
(改)
第七話:白装束
2026/10/15 17:10
第八話:九度山
2026/10/16 19:19
(改)
第九話:決める越える
2026/10/17 09:19
(改)
第拾話:大坂城
2026/10/17 19:07
第拾壱話:真田の赤備え
2026/10/23 07:10
第拾弐話:真田丸
2026/10/25 12:00
(改)
第拾参話:講和
2026/10/27 07:10
第拾四話:己の赤
2026/10/29 14:17
第拾伍話:道明寺
2026/11/01 12:10