箱庭市
最新エピソード掲載日:2026/10/30
九つの旧市町村が合併して生まれた、架空の地方都市・箱庭市。
海辺の工業港、温泉地、農村、漁港、漆の里、発酵の町、山間の集落。それぞれ異なる歴史と暮らしを持つ地域が、一つの市として歩き始めて九年が経っていた。
二〇一四年、新市長・秋庭信乃が掲げたのは、市内にある八つの「道の駅」を結び直すこと。そして、その先にある「九つ目の駅」の可能性だった。
企画政策課の若手職員・三枝翔太に最初に命じられたのは、八つの駅を一枚の表に整理すること。ところが、所有者も、運営する人も、数字の意味も、地域で担っている役割も同じではない。きれいに並べようとするほど、表からこぼれ落ちるものが見えてくる。
市役所職員、道の駅の運営者、農家、職人、漁師、地域で暮らす人々。立場の異なる人たちの仕事を通して、合併したまちに残る違いと、その違いを抱えたままつながる方法を探していく。
二〇一四年から二〇二六年まで。政策が始まり、止まり、形を変え、その後にも残っていく仕事と人を描く、地方都市のお仕事・人間ドラマ。
海辺の工業港、温泉地、農村、漁港、漆の里、発酵の町、山間の集落。それぞれ異なる歴史と暮らしを持つ地域が、一つの市として歩き始めて九年が経っていた。
二〇一四年、新市長・秋庭信乃が掲げたのは、市内にある八つの「道の駅」を結び直すこと。そして、その先にある「九つ目の駅」の可能性だった。
企画政策課の若手職員・三枝翔太に最初に命じられたのは、八つの駅を一枚の表に整理すること。ところが、所有者も、運営する人も、数字の意味も、地域で担っている役割も同じではない。きれいに並べようとするほど、表からこぼれ落ちるものが見えてくる。
市役所職員、道の駅の運営者、農家、職人、漁師、地域で暮らす人々。立場の異なる人たちの仕事を通して、合併したまちに残る違いと、その違いを抱えたままつながる方法を探していく。
二〇一四年から二〇二六年まで。政策が始まり、止まり、形を変え、その後にも残っていく仕事と人を描く、地方都市のお仕事・人間ドラマ。
第一章 九つ目の駅
一 秋庭の娘
2026/10/21 18:00
二 八通りの帳簿
2026/10/21 18:00
三 保存用
2026/10/21 18:00
四 信乃が歩いた場所
2026/10/21 18:00
五 市長のノート
2026/10/22 18:00
六 全国最多タイ
2026/10/22 18:00
七 二本の要求書
2026/10/23 18:00
八 残った仕事
2026/10/23 18:00
第二章 赤馬星
一 棚に戻る椀
2026/10/27 18:00
二 掌の赤馬
2026/10/27 18:00
三 誰が持ち帰るのか
2026/10/28 18:00
四 昔の小物
2026/10/28 18:00
五 届く形
2026/10/29 18:00
六 二つの赤馬
2026/10/29 18:00
七 奉納
2026/10/30 18:00
八 置く場所
2026/10/30 18:00