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悪役令嬢になる予定でしたが、先に「聖女」の職に就いて定時で帰ることにしました。 〜ホワイト神殿への改革が進みすぎて、元婚約者の出番がありません〜【連載版】

作者:星渡リン
最終エピソード掲載日:2026/05/10
王太子が平民の少女の扇を拾った瞬間、公爵令嬢リディア・エルネストは前世の記憶を思い出した。

ここは乙女ゲーム『光の聖女と王冠の誓い』に似た世界。
そして自分は、王太子ルートで聖女候補に嫉妬し、最後は断罪されて修道院送りになる悪役令嬢だった。

ならば、断罪される前に動くしかない。

リディアが選んだのは、王子に媚びることでも、ヒロインをいじめないよう怯えることでもなく、神殿への就職だった。

「悪役令嬢になる予定でしたので、先に聖女職を希望します」

もちろん、志望動機にそれは書けない。

履歴書を持って神殿へ向かったリディアは、歴代最高値の聖属性魔力を叩き出し、聖女候補として仮採用される。
だが、清らかなはずの神殿の内側は、未処理依頼、曖昧な記録、倒れる職員、声の大きい貴族が優先される、想像以上のブラック職場だった。

リディアは決める。

聖女として民を救う前に、まずこの職場を定時で帰れる場所にする、と。

順番札を配り、優先順位を見える化し、貴族の薔薇より瘴気を浴びた子どもを先に通す。
怯えていた受付係エリンは少しずつ声を取り戻し、死んだ魚の目をしていた書記官セオは、定時退勤の味を知って危険な効率厨へ覚醒していく。

一方、王太子の恋愛劇は、リディア不在のまま予定通りに進まない。

これは、悪役令嬢になる予定だった公爵令嬢が、先に聖女職へ就き、ブラック神殿をホワイト化しながら、自分の人生を勤務表ごと取り戻す物語。
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