↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

ドリチン《機械じかけのエレクト》

作者:伏見トキナ
最終エピソード掲載日:2026/10/20
自分の身体が会社の資産になった男の話。

夢の医療技術でチート能力を手に入れた中年男が、身体所有権とドリルに人生を狂わされる、逆なろう系SFブラックコメディ。

「返却してください」

「身体に付いてるんですけど」

事故で陰茎を失った四十四歳の設備管理会社員・黒川慎吾は、治験によって人工ペニス《PGS-01》を装着し、ようやく普通の生活を取り戻した。

ところが半年後、彼の前に現れた銀色のケースには、ドリル、高圧射出、ワイヤーアンカー、照明、消火、マニピュレーター、電磁パルスなど、どう考えても人工ペニスに必要とは思えない十種類のアタッチメントが収められていた。

しかも開発会社は、計画の中止を理由にPGS-01の返却を要求してくる。

身体に装着された人工ペニスは、あくまで会社の資産だというのだ。

逃げれば追われ、使えば壊れ、使わなければもっと困る。

普通なら人生を好転させるはずのチート能力が、慎吾の平穏な日常を徹底的に破壊していく。

そんな理不尽な騒動に巻き込まれるうち、慎吾は自分の人工ペニスが単なる義肢ではなく、次世代の身体拡張技術を左右する《共通接続規格》の原型であることを知る。

企業はそれを資産として見て、技術ブローカーは一億円の値段を付け、研究者は人類の未来を夢見る。

しかし慎吾にとっては、会社の資産でも、未来の規格でも、一億円の商品でもない。

ただの自分の身体だった。

これは、世界を救いたいわけでも、ヒーローになりたいわけでもない四十四歳の設備屋が、機械のチンコを巡る企業の規格戦争に巻き込まれながら、自分の身体を取り戻すまでの物語。
第一章|RECALL ── 回収される身体
第一話|回収対象
2026/10/08 17:05 (改)
第二話|使用上の注意
2026/10/09 20:11 (改)
第二章|VALUE ── 値札のついた身体
第四話|通常業務
2026/10/11 22:55 (改)
第三章|STANDARD ── 世界標準の身体
第七話|ドリチン
2026/10/14 21:37 (改)
第八話|一億円
2026/10/15 21:12 (改)
第四章|OWNERSHIP ── 身体は誰のものか
第十話|消火
2026/10/17 21:09 (改)
第十一話|全部止まる
2026/10/18 20:46 (改)
第十二話|返却対象外
2026/10/19 21:10 (改)
エピローグ|普通に戻る
2026/10/20 21:17 (改)
AFTERWORD|GENESIS ── ドリチンの誕生
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。