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日本神話ファンタジー

荒魂 - 日本神話スサノオ

最終エピソード掲載日:2026/06/27
高天原を追われた嵐の神スサノオが降り立ったのは、川が腐り、毎年娘が一人ずつ喰われていく呪われた土地・出雲だった。
最後の生き残りの娘クシナダヒメは、助けを求めなかった。泣きもしなかった。「どうせ明日にはいなくなる人でしょう」と言い、死を待っていた。
スサノオは関わるつもりがなかった。通りすがりだ。ただ名前を聞いて「ありがとう」と言っただけだ。それだけで——嵐が、動いた。
八つの頭を持つ川の主ヤマタノオロチ。しかしそれは単なる怪物ではなく、かつて川を守ろうとして壊れた「誤った守護者」だった。スサノオは嵐で戦うたびに村を壊し、体に鱗が広がり、自分がオロチに近づいていく。
やがてクシナダヒメが奪われる。川底の宮殿で、核と呼ばれる最後の頭と二人きりで対峙する彼女は——怯えなかった。
「おまえと俺は同じだ」と核は問う。「何が違う」
嵐の神が「ありがとう」を本心から言えるようになるまでの、神話の恋と戦いの物語。
日本神話叙事詩シリーズ第二作(第一作『冥府記』から続けて読むとより深く楽しめますが、本作単独でも完結します)
第一章 腐った川
2026/06/27 14:14
第二章 怒の頭
2026/06/27 14:42
第三章 哀と水
2026/06/27 14:56
第四章 毒と夢
2026/06/27 15:11
第五章 記の頭
2026/06/27 15:33
第六章 問いの頭
2026/06/27 15:48
第九章 核が語る
2026/06/27 21:25
第十一章 鱗の代償
2026/06/27 21:59
第十二章 川底の対峙
2026/06/27 22:08
第十四章 斬ると守る
2026/06/27 22:40
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