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国家の命運より今日のランチ ~聖女に追放された天才薬師、世界最高のポーションを作れるのに興味があるのは『日本のご飯』だけです~

最新エピソード掲載日:2026/06/16
ルークベル帝国の天才薬師フィリア・アンダルシアは、誰も成し得なかった究極の回復薬【ポーション】の開発に成功した。

傷や病を瞬く間に癒やすその力は人々から絶賛されたが、やがて【聖女】の権威を脅かす存在として危険視される。

身に覚えのない国家反逆罪を着せられたフィリアは、皇帝の命令によって帝国を追放され、異世界――日本の【東京・新宿】へと送られてしまう。

見知らぬ世界で途方に暮れるフィリアだったが、そこで出会った一杯の豚汁に衝撃を受ける。

「……おいしい」

それは帝国のどんな宮廷料理よりも心を震わせる味だった。

天ぷら、寿司、トンカツ、カレー、唐揚げ……。

日本には、フィリアの知らない【美味しいご飯】が溢れていた。

そして生活費を稼ぐために作ったポーションは、日本でも【奇跡の新薬】として評判を呼び、自衛隊や世界各国の関係機関が彼女を求めはじめる。

しかし当の本人は、国家戦略にも国際情勢にも興味がない。

世界中がポーションを巡って動き出す中、フィリアの関心事はただ一つ。

「今日のランチは何を食べよう?」

一方、フィリアを追放した帝国では、ポーションを失った代償によって崩壊への道を歩み始めていた。

これは、世界最高のポーションを生み出した天才薬師が、日本の美味しいご飯に魅了され、マイペースに食べ歩く物語。
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