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41歳独身女が1億円の遺産が入ったので1億円で「ハンサムな夫」と「長男10歳」と「次男8歳」の「家族」を買った話。

作者:ちょっちょ
最新エピソード掲載日:2026/07/30
41歳、独身、都内一人暮らしの女が親の遺産1億円が入ったのでその1億円で「家族」を買う話。

女は訳あってずっと独り身で友だちも今はゼロ。
変化の少ない職場で仕事をしひっそり暮らしている。

母親が亡くなった後、生き別れた父が亡くなり1億円の遺産が入る。

大金が手に入ったので「幸せ」になれるかと思ったが何に使っても満たされない。
女は「幸せ」を丸ごと1億円で買う方法を考える始める。

そんなとき、仕事帰りに銀行員風の男から
「幸せを買いませんか。」
と声をかけられパンフレットを渡される。

始めは詐欺だと思うが気になってパンフレットを読む。

そのパンフレットには「幸せ」とは「家族」である。
その幸せである家族を1億円から販売していると書かれていた。

女は怪しみながらも結局は買うことにする。

販売店舗のAIに自分に最適な家族構成を出してもらう。
「42歳の夫、10歳の長男、8歳の次男」と出たのでそれに見合った人物をカタログから選ぶ。

2週間後、女はその家族が住む下町のマンションに行く。
ドアを開けると女はその家の「ママ」になっていて元からの家族だったかのように毎日が進んでいく。

多少違和感を感じることもある。
しかし女は1億円も出したのだからを気にしては損だと思い
自分の買った「家族」を楽しむことにする。

一方、買われた側の「家族」。
共働きの妻を突然亡くしたニ児の父親。
登山が趣味でルックスがいい。
若い頃、芸能界に入ろうとしたが色々あってやめ普通のサラリーマンをしている。

妻をなくし家事代行を頼まないと家庭が回らない状況。
しかし教育費が馬鹿にならず家事代行の費用が惜しい。
 
現実問題から逃げるように休みになると子ども2人を連れて山に登る。

ある日登山中に若い山ガール2人に声をかけられる。
長い道中を共にしたこともあって何となく打ち解けた。
そして「この人と再婚してくれませんか。」と妻によく似た女の写真を見せられる。
山ガールの1人は結婚相談所のスタッフで写真の女はそこの会員だった。

男はふざけた話に呆れるが長男が家を片付けてほしくてその話に賛同する。

長男がきっかけで男もそのふざけた話にのることにした。
次の日からその写真の女が「ママ」として来ることになる。

違和感がありながらも女が来ることによって家庭はきちんと機能し始める。



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