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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

死体番号041〜目が覚めたら、僕は番号で呼ばれる『検体』になっていた〜

作者:鷹司 怜
最終エピソード掲載日:2026/05/28
霊安室で目を覚ました男は、自分の記憶を失っていた。

足首には『041』と書かれた死体タグ。

駆けつけた刑事たちは、彼を見て凍りつく。

男の名は霧島レン。
三日前に死亡が確認されたはずの、連続殺人犯だった。

逃亡する中で、レンは黒パーカーの女・相沢ユキと出会う。

「あなたは、人を殺してない」

そう告げるユキは、レンが“七回殺され、そのたびに蘇っている”と語る。

混乱するレンの前に現れたのは、人体実験を行う狂気の研究者・カナメ。

彼は人間の人格を「善性」と「悪性」に分離し、死と蘇生を繰り返すことで人格がどう変化するかを研究していた。

レンはその唯一の成功例——CASE041だった。

だが、繰り返される死の中で、レンの人格は徐々に崩壊し始める。

脳内に現れる“もう一人の自分”。

殺人を楽しみ、
人を壊すことに快楽を覚える、
悪性人格。

そして九回目。

分離した人格が再び融合する時が近づいていた。

もし統合に失敗すれば、
レンは完全な殺人衝動の化け物へ変貌する。

一方、公安特別調査室は、湾岸地区第七埠頭に隠された地下施設へ辿り着く。

そこは、人格複製と蘇生実験が行われていた地獄だった。

だがカナメは告げる。

「爆弾の解除コードは、レンの頭の中にある」

失われた記憶。
繰り返される死。
壊れていく人格。

そして最後に問われる。

——人間を“人間”にしているものは、記憶か、感情か、それとも罪か。

『死体番号041』は、
“死んだはずの連続殺人犯”が、
消された記憶の真実を追う、
記憶改変サスペンスである。
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