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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

やり直し令嬢は最愛のために運命を壊す〜名前を呼べなかった貴方へ、もう一度〜

作者:雪花
最新エピソード掲載日:2026/04/04
復讐は、あまりにも呆気なく終わった。
優秀な駒を集め
罪を暴き
貴族の信頼を切り崩し民衆の不満を煽り、暴動を起こし
──最後は、自ら反逆の旗を掲げた。

王族は、一人を除いて全て殺した。
そして私は、王になった。

……何も、残らなかった。

達成感も、歓喜もない。
ただ、空っぽのまま王座に座り続けるだけの“機械”になった。

それで終わるはずだった。

──時間が、巻き戻るまでは。
 
目を開けた時、すべてはまだ壊れる前だった。
誰がやったのかも、なぜなのかも分からない。それでも、理解した。
やり直せるのだと。
 
「……いいよ」
 
かつて兄と呼んだその人の姿が、目の前にある。
本来は婿養子となるはずだった人。狂った未来の中で、ただ“養子”として縛り付けられた人。
そして──
私が壊れる原因になった、最愛の人。
 
「今度は、全部壊してでも取り戻す」
 
婚約も、王族も、貴族も、民衆も。盤上の駒に過ぎない。
王である私が動かせば、それでいい。
 
頭の中で、誰かが囁く。
契約は、すでに交わされたのだと。
覚えのないはずの約束が、確かにこの身を縛っている。
 
この国は、誰のものか。
この王座は、誰のためにあるのか。
 
巻き戻ったこの世界で──
私はもう一度、すべてを壊す。
 
たったひとりを、守るために。

復讐はもう終えました〜逆行令嬢は重度のブラコン!?〜の改訂版です

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