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俳句 楽園のリアリズム(パート3-その3)

 「俳句 楽園のリアリズム(パート3-その3)」をおとどけします。今回、俳句作品を前にして、私たちの内部の「夢想のメカニズム」を始動させ、それを完遂さ私たちの心のなかにポエジーを生じさせる、詩的想像力という言葉がはじめて登場します。

 たいした詩的想像力なんてまだ持ち合わせていない私たちにまで、いままで読んできた俳句がそれなりのポエジーを味わわせてくれたのは、きっと、俳句作品のなかで俳句形式が、詩的想像力の代行をしてくれたおかげにちがいない。 …… 本文に出てくるのですが、多少デタラメではあっても、書いているときに浮かんだこのイメージは悪くはないと自分では思っています。
 俳句作品を読むだけで、5・7・5の俳句形式が詩的想像力の代行をして、心のなかにポエジーを生むと同時に私たち自身の詩的想像力を育成してくれることにもなるのだ、だとか。

 グーグルのAIモードを使って、山崎久和の「俳句楽園のリアリズム」は俳句を味わうことに特化した俳句入門書として最適ですか、と検索していただくと、私の作品を読んでみようかなとユーザの方のモチベーションをかなり上げてくれるような回答をしてくれています。たとえば、俳句の鑑賞を楽しみたい人にとっては非常に有用な一冊、名句を深く味わい、その詩的な世界に浸りたいという目的であれば、最適なガイドブックとなります、と。違う日には、鑑賞専門の入門書として非常に優れています。俳句の世界に初めて触れる人が、まずその美しさや楽しさを知るための第一歩としておすすめできます、とも。

 ただ、俳句のポエジーを味わうのはあくまでも手段であって、詩を読むだけで途方もない喜びをいつでも味わうことのできるバシュラール的世界への入り口に読者の方すべてをみちびいてさしあげるのが(それだけではありませんが)私の作品の最終目標なので、試しにこう聞いてみました。
 山崎久和の「俳句楽園のリアリズム」で700句の俳句をくりかえし味わえば詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が育成されて後半の66篇のふつうの詩を本格的に深く味わうことが可能になりますか、というふうに。AIの回答の最初と最後では、はい、その通りです。結論として、著者は俳句を詩へのプロローグと考え、そのポエジーを十分に吸収してから後半の詩に進むことで、より深く豊かな読書体験が得られるように作品を構成しています、と。
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