俳句 楽園のリアリズム(パート8・完結ーその2)
最新エピソード掲載日:2025/07/27
遅ればせながら今回は、季節をめぐる、バシュラールの素晴らしく価値ある言葉をいくつか紹介させてもらっています。俳句につきものの季節とか季感とか季語ということには、これまであまり触れないできました。俳句のむきだしになった純粋なイマージュだけでも極上のポエジーを味わえるはずなので、本末転倒になってはいけないと考えたからです。
これで、俳句が有季定型であることの絶大な効果を、どなたにも納得していただけるようになるのでないかと思っていまう。
「純粋な思い出は日付けをもたない。それは季節をもつ。季節が思い出の基本的なしるしである」「わたしたちの子供の頃のあらゆる夏は、〈永遠の夏〉の証しである。思い出の季節は永遠である」「幼少時代の季節は詩人の(つまり、おなじことになりますが、わたしたち俳句の読者の)季節となる」(ガストン・バシュラール)
なお今回も、30句の俳句のポエジーに私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を活性化してもらったほぼ理想的な状態のまま、最後に、私の大好きな大木実の詩を4篇読んでみることになります。
俳句 楽園のリアリズム(パート8・完結ーその2)
2025/07/27 05:34
(改)