俳句 楽園のリアリズム(パート5-その2)
最新エピソード掲載日:2025/05/18
バシュラールが人類史上最高の幸福を実現してしまった理由のひとつでもある宇宙的幸福。私たちも、俳句のイマージュによって、遠い日の宇宙的幸福を追体験することができるだろうか。
宇宙的幸福を純粋なかたちで私たちに追体験させてくれるような詩は俳句以外には考えられませんが、俳句で並はずれた宇宙的幸福を何度もくりかえし味わうことによって、これから読むことになるふつうの詩の喜びにも宇宙的幸福も混ざりこんでくれるようになったとしたら、なんて素敵なことだろう。
「ここで読者は、宇宙化するわたしの領域にはいる」
「幼少時代の世界を再びみいだすためには俳句の言葉が、真実のイマージュがあればいい。幼少時代がなければ真実の宇宙性はない。宇宙的な歌がなければポエジーはない。俳句はわたしたちに幼少時代の宇宙性をめざめさせる」(ガストン・バシュラール)
ところで、一度弁明しておかなくてはと前から気になっていたのですけれど、他人以上に隔たった自分の幼少時代を体験しなおすことを追体験と言ってしまっても言葉の誤用ということにはならないと思うのですが、いかがなものでしょうか。
宇宙的幸福を純粋なかたちで私たちに追体験させてくれるような詩は俳句以外には考えられませんが、俳句で並はずれた宇宙的幸福を何度もくりかえし味わうことによって、これから読むことになるふつうの詩の喜びにも宇宙的幸福も混ざりこんでくれるようになったとしたら、なんて素敵なことだろう。
「ここで読者は、宇宙化するわたしの領域にはいる」
「幼少時代の世界を再びみいだすためには俳句の言葉が、真実のイマージュがあればいい。幼少時代がなければ真実の宇宙性はない。宇宙的な歌がなければポエジーはない。俳句はわたしたちに幼少時代の宇宙性をめざめさせる」(ガストン・バシュラール)
ところで、一度弁明しておかなくてはと前から気になっていたのですけれど、他人以上に隔たった自分の幼少時代を体験しなおすことを追体験と言ってしまっても言葉の誤用ということにはならないと思うのですが、いかがなものでしょうか。
俳句 楽園のリアリズム(パート5-その2)
2025/05/18 00:47
(改)