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滅びた剣の、続き

最新エピソード掲載日:2026/06/20
「私はただ、記録するだけだ――たとえ、この世界が滅びようとも」
論理で戦う異邦の「記録者」が、歴史から消された最悪の禁忌に挑む、新本格スタイリッシュ・ファンタジー!

【あらすじ】
世界のあらゆる事象をただ淡々と羊皮紙に書き留める、孤独な旅の「記録者」ヴェルト。
感情を持たず、骨格や物理法則を冷徹に計算して戦う彼には、誰にも言えない秘密があった。それは、この世界の誰も知らない異世界の剣士――『侍(サムライ)』の記憶を持っていること。

ある日、王都で古い紋様を調査していたヴェルトは、二百年前にヴェルナ帝国と共に歴史から完全に抹消されたはずの暗殺剣術『三花流(さんかりゅう)』の足跡に遭遇する。
その技は、世界の「歪み」を感知し、極めれば世界そのものを決壊させるという禁忌の異能だった。

手がかりを追い、寂れたローデン村へと向かったヴェルトは、夜な夜な謎の怪異に操られ、存在しないはずの三花流の型を振るう若者たち、そして流派の封印文書を抱えた銀髪の少女・アルテアと出会う。

「あなた、帝国のスパイね! 三花流の秘密をどうする気!?」
「誤解しないでくれ。私はただ、滅びた剣の姿を、ありのままノートに記録したいだけだ」

反発し合う二人の前に、三花流の「滅びの力」を復活させようとする帝国の黒幕が立ちはだかる。
アルテアが血に染まり、世界の歪みが決壊しかけたその時――傍観者であるはずのヴェルトは、静かにノートを閉じ、腰の安物の一振りに手をかけた。

「記録するな、剣を抜け」

前世の『侍の理合』と、今世で記録した『三花流』が交差する時、世界の命運を塗り替える「続きの物語」が幕を開ける!
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