【実話に基づく物語】手柄を立てた男が、なぜそれを隠し続けたのか?〜お盆の夜に開けた、傷痍軍人の日記帳〜
最終エピソード掲載日:2026/08/16
亡くなった祖父の押し入れの奥から見つかった、一箱の古びた桐箱。
そこには、菊の御紋が刻まれた銀の懐中時計と、軍からの「感状」、そして手彫りの将棋盤が大切に隠されていた。
祖父はなぜ、戦場での誉れを生涯語らず、家族に隠し続けていたのか――?
遺品の手帳を紐解いた孫の淳也が目にしたのは、昭和十四年、激戦のノモンハンで「傷痍軍人」となった祖父・正造の過酷な記憶だった。
猛暑と泥に塗れた地獄の戦場。命を分け合った分隊の仲間たち。
そして、足を負傷して早々に生還してしまったことで、生涯正造を苛み続けた「自分だけが生き残ってしまった」という痛切な葛藤。
戦後の北海道で、傷を抱えた元兵士たちとその妻が集う「傷痍軍人会」の温かい絆。
祖父が遺した記憶のバトンは、やがて時代を超え、現代を生きる孫へと静かに受け継がれていく。
実書や遺品、史実の資料に基づき描かれる、生き残った者の葛藤と、命を繋いだ家族の愛の物語。
そこには、菊の御紋が刻まれた銀の懐中時計と、軍からの「感状」、そして手彫りの将棋盤が大切に隠されていた。
祖父はなぜ、戦場での誉れを生涯語らず、家族に隠し続けていたのか――?
遺品の手帳を紐解いた孫の淳也が目にしたのは、昭和十四年、激戦のノモンハンで「傷痍軍人」となった祖父・正造の過酷な記憶だった。
猛暑と泥に塗れた地獄の戦場。命を分け合った分隊の仲間たち。
そして、足を負傷して早々に生還してしまったことで、生涯正造を苛み続けた「自分だけが生き残ってしまった」という痛切な葛藤。
戦後の北海道で、傷を抱えた元兵士たちとその妻が集う「傷痍軍人会」の温かい絆。
祖父が遺した記憶のバトンは、やがて時代を超え、現代を生きる孫へと静かに受け継がれていく。
実書や遺品、史実の資料に基づき描かれる、生き残った者の葛藤と、命を繋いだ家族の愛の物語。
第一話 開かずの箱
2026/08/10 18:10
第二話 北の兵士たち
2026/08/11 18:10
第三話 チチハルの光と陰
2026/08/12 18:10
第四話 迫り来る鉄の嵐
2026/08/13 12:10
第五話 静寂の夜空
2026/08/13 18:10
第六話 鉄の雨と夜襲の地獄
2026/08/14 12:10
第七話 硝煙の弾幕と狙撃手
2026/08/14 18:10
第八話 鉄の環と死闘の果て
2026/08/14 21:10
第九話 闇を裂くトラック
2026/08/15 12:10
第十話 チチハルの歓喜と壊滅の傷痕
2026/08/15 18:10
第十一話 昭和十四年十二月、札幌陸軍病院
2026/08/15 21:10
第十二話 帰郷と最後の務め
2026/08/16 10:10
第十三話 生き残ってしまった者
2026/08/16 14:10
第十四話 白糠の湯と繋がる絆
2026/08/16 18:10
第十五話 受け継がれた盤面
2026/08/16 21:10