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俳句 楽園のリアリズム(パート10・全)

 今回は俳句抜きでふつうの詩だけを読むことになるので、「その他」の「詩」にはじめて投稿することにしました。これは自作の詩をのせているわけではなくて、過去の詩人たちの詩作品を味わうために書かれたものです。
 いままでは「エッセイ」に、原稿用紙にして1200枚以上になる私の作品を読みやすい長さに小分けにして29回投稿してきましたが、このジャンルの読者の方にならすぐにでも内容を理解して、詩もそれなりに味わっていただけそうなので、新しい読者を開拓するという意味でも、正しい選択ではなかったかと思っております。
 私の作品は、ガストン・バシュラール(人類史上最高の幸福を実現してしまったひとだと私は信じています)というフランスの思想家の邦訳された2000ページ以上のなかからよりすぐった200くらいの言葉の助力だけで俳句のポエジーをくりかえし味わうそのことを通して、感性を変革してもらったり、詩を味わうために不可欠な詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してもらって、そのうち、読者の方どなたもにも最高と思えるような人生を手に入れていただくことを最終目標と考えています。
 なんとしても本にしてもらいたくて頑張って投稿をつづけているのですが、いつもの「エッセイ」では週間や月間のランキングにはつねに私の作品はのっているのですけれど、このサイトのユーザーの好みとのあいだに大きなずれがあるせいか、歯がゆいほど読者は増えず、編集者の気を引くためには読者数の増加が必須みたいなので、そのためにも、とりあえずはためしに、この、私の作品を開いていただけたならと、せつに希望いたします。私の作品がというより利用させてもらっているバシュラールの言葉が、私の作品を通して、次第に、詩の、至福の読書体験へとみちびいてくれるはずです。

 「詩的言語を詩的に体験し、また根本的確信としてそれをすでに語ることができているならば、人の生は倍化することになるだろう」「言語が完全に高貴になったとき、音韻上の現象とロゴスの現象がたがいに調和する、感性の極限点へみちびく」「ああ、わたしたちの好きなページは、わたしたちにいかに大きな生きる力をあたえてくれることだろう」「わたしたちは書物のなかで眠りこけている無数のイマージュを契機として、みずからの詩的意識を覚醒させることができるのである」(ガストン・バシュラール)
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